ノーマンα×ヒロインΩ 3 ページ3
Aside
図書室の隅で、身をひそめるように座る。
しかし、私の後ろには壁ではなく、ノーマンの胸板があり、両脇にはノーマンの腕が後ろからまわっている。
「………ねぇ、これなら大丈夫なんでしょ？」
「んー？」
「んー？じゃない。」
おお、なんか恋人みたいだ！お腹に回った手が少し大きくて、男の子なんだなぁと実感させる。
「ひゃっ！？」
突然ねっとりとしたモノが首筋を這う。
ぶわっと顔が赤くなり、どんどん体が熱くなる。あまりのくすぐったさに思わず身をよじった。
そういうねっとりしたものや、くすぐったいものが実は苦手なのだ。
体がビシッと固まった隙を突かれて、ワイシャツのボタンとボタンの間からスルスルと手がお腹を撫で始める。
撫でられたところがざわざわとするようで、これにはたまらず矯正停止をさせた。
というより、がっしりといやらしい手を掴んだのだ。
「くすぐったいんだけど……っ」
「触っても良いでしょ、番なんだから」
「直球！でも、くすぐったいから無理」
ふぅ、と耳元に息を吹きかけられ、体がビクンと動いた。
「はぁ……熱い…体が熱い…ね、ノーマン、手だけでも…」
「熱くて苦しいなら僕から離れる？」
前回、本当に苦しかったから「手だけ」というのを了承して貰った。
けれど、私が欲を抑えきれなかったためトンデモナイことになってしまった。
そのためノーマンは何も貸さないことにしたのだろう。だからってこれは酷い。
「うう、ノーマン……酷いよ…。これは本当に辛いんだよ…？」
私が半泣きながら訴えるも、ノーマンはもう屈しない。
「ノーマンは一切動かなくてもいいから、私に全部任せて身を委ねてくれれば…ね？なにも痛くないし疲れる事なんてないよ」
「ね？じゃないよ。ていうか本能に支配されすぎ」
スライムみたいにベットリくっつく私を見て、ノーマンは密かにため息を着いた。
しかし、その後にすぐやさしいキスをしてくれるので、彼はたいがい私に甘かった。
観用少女パロディ 1 【ノーマン】→←ノーマンα×ヒロインΩ 2
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美帆子 - 大嫌いと切り捨てての続きが見たいです！ (2019年5月7日 6時) (
レス) id: 93669b44b4 (このIDを非表示/違反報告)
ココア - すいません、ノーマンの夢主ヤンデレおねがいします。 (2019年4月7日 20時) (レス) id: 5e5b192af5 (このIDを非表示/違反報告)
ヤシの実 - 続編おめでとうございます！！気になって観用少女をググってきました！とても....可愛らしい....！！！観用少女とオメガバースパロ好みど真ん中すぎます！！是非とも続きを...！更新楽しみにまってます！ (2019年3月23日 21時) (レス) id: ad6942667d (このIDを非表示/違反報告)
テトロ - 観用少女パロディが好みすぎて、続きがきになります。更新頑張って下さい！ (2019年3月22日 16時) (レス) id: 3184a66084 (このIDを非表示/違反報告)
菫の花(プロフ) - 続編おめでとう！あの、観用少女パロディ最高過ぎません？めちゃめちゃ好きなんだが…出来ればこれからも書いて(( (2019年3月22日 14時) (レス) id: b66ba73815 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：相沢恋 | 作者ホームページ：http://urana
作成日時：2019年3月19日 19時
