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アズールside
僕がたまに買いに来る行きつけのケーキ屋さんがあると言うと目を輝かせたA。
今はそこでお茶をしているのですが…
『ん〜！これも美味しい！！』
目の前の彼女が可愛すぎてケーキを食べるどころの話じゃないんですよ。
ア｢ふふ、喜んでもらえてよかった。｣
『んふふ……今日は敬語外したの？』
ア｢え？あぁ、うん。2人だしいいかなって……嫌だったら戻すけど…｣
『んーん、寧ろそっちの方がいいからそのままでお願い！』
ア｢うん、分かった！｣
ジェイドやフロイドと買い物に来るより何倍も楽しくて、つい舞い上がってしまいそうになりますが…今日はそれをぐっと堪えます。
どうして堪えるのかって？
舞い上がったら、また可愛いって言われてしまうからですよ。
別に嫌な気はしませんが、やはりかっこいいと言われた方が嬉しいですから。
それに……エスコートすると、少し恥ずかしがった可愛いAが見れるんですよ。そのためでもありますね。
『アズール、このケーキ美味しいよ！』
ア｢本当？ちょっともらってもいい？｣
『うん、いいよ。はい！』
ア｢えっ｣
『？？』
目の前に出されたのはケーキが刺さったフォーク。
………問題はそこじゃない。
そのフォークが、今まで彼女が使っていた物、ということだ。
ア｢(こ、こっこれは…関節キス…っ////)｣
『あっ、アズールこういうの気にする人？
ごめんね、私気にしないですぐ自分の使ったのであげちゃうんだよね……別のフォーク持ってくるね！』
ア｢あっ！！そ、それっ！それがいいです！！｣
『…私が使ったやつがいいの？』
な、何を言ってるんだ僕は……これじゃまるで変態じゃないかっ！！
嫌なわけじゃなくてただ緊張しただけなんだ、それをそのまま言えば…
『ふふ、はい、あーん。』
ア｢あ、あーん…｣
っ…////
しちゃった…関節キス……っ////
『アズール顔真っ赤だよ？体調悪い？』
ア｢あっ、いえっ、ああっのえと………つ、次のお店行きましょうかっ！！｣
『ん、何て？』
ア｢あぁ、いや、あの……な、なんでもないです！！｣
『？？？』
どうして僕はAの前だと赤面しやすいんだっ！！
これじゃあまるで格好がつかない……
これから1日、ちゃんと彼氏としてカッコよくいられればいいのですが…
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雲(プロフ) - ウルズさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて本当に嬉しいです！！イベント編、今どのような話にしようか考えていますので…お楽しみに！これからもよろしくお願いします！ (2020年8月12日 19時) (
レス) id: 284fba7001 (このIDを非表示/違反報告)
ウルズ - 初コメント失礼致します。関連作品の欄からこの話を見つけました。本編とオリジナルが上手く融合されていて、とても読みやすいです。ハッピービーンズデーやゴーストマリッジ編、楽しみにしています。 (2020年8月12日 18時) (レス) id: 17bf86e827 (このIDを非表示/違反報告)
雲(プロフ) - ラムさん» ありがとうございます！すみません、最近テストが終わったばかりでまだまだ忙しくて……頑張って更新するので、よろしくお願いします！ (2020年7月23日 19時) (レス) id: 284fba7001 (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 話しの続きが気になる (2020年7月23日 19時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
雲(プロフ) - 漆Pさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけるのとても嬉しいです！！Twitter是非繋がりましょ！これからもお願いします！ (2020年6月19日 16時) (レス) id: 284fba7001 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雲 | 作成日時：2020年6月16日 18時
