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『アズール！！！』
アズールに駆け寄って抱きしめると、息の音が聞こえた。
『よかった…まだ息はしてる……』
ジ｢しかし、大丈夫でしょうか。一応保健室に運んだ方が…｣
フ｢あー、保健室のせんせー今日いなかったよ。｣
『え？』
フ｢さっきサボりに行ったら鍵空いてなくて萎えた。｣
『あ、あぁ…w』
ジ｢しかし…先生がいなければ保健室は利用できません。どうしましょうか。｣
皆で頭を抱えていると、アズールが何かをゴニョゴニョと話し始めた。
『アズール…？アズール！』
ジ｢しっ…何か話しています。｣
ア｢……が……て…る｣
耳を近づけてみるとこんな言葉が聞こえてきた。
ア｢僕が……跪かせてやる…｣
『…アズール……っ…』
ジ｢過去の夢でも見ているんでしょうか。｣
ア｢……1人じゃ…な、い……A…｣
『私の、名前…？』
自分の名前が出てきたことに戸惑っていると、アズールが目を覚ました。
ア｢……ハッ……｣
フ｢あ、目ぇ覚ました。｣
ジ｢アズール、この指は何本に見えますか。｣
ア｢…8……本？｣
ジ｢うん、まだ気が動転しているようですね。
でも、よかった。｣
レ｢ったく、手こずらせやがって。｣
ラ｢いやいや、レオナさんはそれ言っちゃだめっしょ。｣
『っ……うっ………ぐすっ……ひっ…ぅ………』
ア｢……A…？｣
『うぅ…………、か…』
ア｢え…？｣
『アズールの…ばか！！！』
ア｢っ？！｣
『どれだけ…どれだけ心配したと……っ…おも、て…っ…』
ア｢A……ごめん…｣
『だから…だから無理するなって言ったのに…っ！！！』
ア｢ごめんなさい…｣
『私は…アズールが好きなの！！！昔とかそんなの関係ないの！！！』
ア｢うん、うん…｣
『っ……うぁぁ……っ…ひぅ…っ…』
ア｢ふふ、ありがとう……僕も好きだよ、A。｣
『……もう…こんな事しない…？』
ア｢うん、絶対しない。｣
.
.
『………絶対しないって言ってるけど何したか覚えてるの？』
ア｢いや…全く……｣
『はぁぁ…』
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雲(プロフ) - 永白(なしろ)さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年6月14日 11時) (
レス) id: 284fba7001 (このIDを非表示/違反報告)
永白(なしろ)(プロフ) - 雲さん» 返信ありがとうございます。理解しました。続きが楽しみになりますね！無理せず更新頑張ってください (2020年6月14日 10時) (レス) id: 5ed5510ec6 (このIDを非表示/違反報告)
雲(プロフ) - 永白(なしろ)さん» コメントありがとうございます、分かりずらくてすみません。この回答で理解していただけたでしょうか… (2020年6月14日 10時) (レス) id: 284fba7001 (このIDを非表示/違反報告)
雲(プロフ) - 永白(なしろ)さん» 夢主さんは、グリム達に対してやりすぎだとは思っていますが、契約に対しては反対せず協力する、という感じです (2020年6月14日 10時) (レス) id: 284fba7001 (このIDを非表示/違反報告)
永白(なしろ)(プロフ) - 働き詰めのイソギンチャク達や泡まみれのグリムを見てやり過ぎだとか思っていたのに対して、契約するシーンでは逆の反応。グリム達に対してやり過ぎだ、という感情は実は全く思っていなかったと言うことでしょうか？ (2020年6月14日 8時) (レス) id: 5ed5510ec6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雲 | 作成日時：2020年6月9日 15時
