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ア｢ふぅ……ようやく今日の取り引きが全て終わりました。｣
『ん、お疲れ様〜。』
そう言って部屋に戻ろうとすると、腕を引っ張られてアズールの足の間に座らせられた。
『えっと……アズールどうした？』
ア｢………疲れたんです。｣
『うん、お疲れ様。』
バックハグをされたまま、しばらくその状態でじっとしていた。
アズールは、その間私の首元に顔を埋めたり、そのままグリグリしてきたりと色々していたが、急に動かなくなってしまった。
『(寝ちゃったかな…？)』
ア｢………A。｣
『うぉ、びっくりした…どうしたの？』
ア｢……どうしてイソギンチャク達を手伝うんだ。アイツら、君が優しいからって最近凄い距離近くなって…｣
『んー…まぁ、まだ覚えたてだから…かな？』
ア｢…今日だって……僕じゃない奴とニコニコしてたじゃないか…ぼ、僕と話しててニコニコした事ないくせに。｣
肩に顔を乗せたままアズールが話すから、少しくすぐったい。
というか、耳が弱いから結構やばい。
『んっ……だって、警戒されたら困るでしょ…っ…？』
ア｢ふふ、耳弱いからくすぐったい？｣
『ちょ……アズール…///』
どうして2人になった途端にそうなるんだ……ホントに尊い。もう好き通り越して尊い。
ア｢僕はもう眠いから……部屋行く。ねぇ、今日も一緒に寝るよね…？｣
『うん、もちろん。』
ア｢じゃあ一緒に帰ろ。｣
もう慣れたことだけど、最初は、それはそれは戸惑った。
だって、私以外といる時はあんなにキチッとしてたアズールが、2人になった途端こうなんだよ？
皆さん想像つきます？
ア｢ねぇ、行かないの？もう眠いから早く…｣
『うん、ごめんね行こっか。』
私の裾をちょんちょんと引いて、目を擦るアズール。
可愛いんだよなぁ、寝顔も可愛いからもうダブルアタック？
いや、急に色気爆発するからトリプルアタック？
『あ、ほら、目元のメイク落ちちゃうから……目擦るのやめよ？』
ア｢う、ん…｣
.
.
部屋に着いて、お風呂を済ませてベッドに横になると、アズールはギュッと抱きついてそのまま寝落ちてしまった。
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雲(プロフ) - 永白(なしろ)さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年6月14日 11時) (
レス) id: 284fba7001 (このIDを非表示/違反報告)
永白(なしろ)(プロフ) - 雲さん» 返信ありがとうございます。理解しました。続きが楽しみになりますね！無理せず更新頑張ってください (2020年6月14日 10時) (レス) id: 5ed5510ec6 (このIDを非表示/違反報告)
雲(プロフ) - 永白(なしろ)さん» コメントありがとうございます、分かりずらくてすみません。この回答で理解していただけたでしょうか… (2020年6月14日 10時) (レス) id: 284fba7001 (このIDを非表示/違反報告)
雲(プロフ) - 永白(なしろ)さん» 夢主さんは、グリム達に対してやりすぎだとは思っていますが、契約に対しては反対せず協力する、という感じです (2020年6月14日 10時) (レス) id: 284fba7001 (このIDを非表示/違反報告)
永白(なしろ)(プロフ) - 働き詰めのイソギンチャク達や泡まみれのグリムを見てやり過ぎだとか思っていたのに対して、契約するシーンでは逆の反応。グリム達に対してやり過ぎだ、という感情は実は全く思っていなかったと言うことでしょうか？ (2020年6月14日 8時) (レス) id: 5ed5510ec6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雲 | 作成日時：2020年6月9日 15時
