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気づくと、すっかり夜になっていた。
街灯が灯って、パーク内は昼間とは違う雰囲気でとても幻想的になっていた。
『もう終わっちゃう…』
ジ｢A、どうして寂しそうな顔をしているんです？｣
『…だって、今日はもう終わっちゃうんだよ？
こんなに楽しいのに……もう終わっちゃう…』
ジ｢A…｣
ふいに、ジェイドに抱きしめられた。
ジ｢今日が終わっても、僕はずっと貴女の傍にいますよ。楽しい時間はあっという間ですが…
…この先、長く続く時間があっという間に感じるくらい、Aを楽しませる自信が僕にはありますよ。｣
『ジェイド…』
ほんとに…なんなんだこのイケメンは……
『じゃあ…私もジェイドの傍にいるね？
んふふ、しつこいって思われるくらい隣にいる。』
ジ｢ふふっ、しつこいと思わせられる自信がおありで？｣
『…毎秒抱きつく。』
ジ｢足りませんねぇ。｣
あ、すごいニヤニヤしてるし……悪い顔だ。
ジ｢そういえば、あと5分程で花火が上がるらしいですよ。
なんでも、その花火がとても綺麗だと言われていて。｣
『めっちゃ気になる！！』
ジェイドが良く見える所を調べておいてくれたみたいで、人気の少ないところで見ることができそうだ。
『私たちしかいないみたい…』
ジ｢ふふっ、そうですね、調べた甲斐がありました。
Aも、人酔いしていたところでしょう？｣
『んふふ、ジェイドには隠し事できないね…』
ジ｢貴女のことはなんでもお見通しですよ。｣
『私はそうじゃないんだけどな…』
ジ｢Aは僕を唯一照れさせることの出来るひとですよ。｣
『それっていい事なの…』
ジ｢えぇ、もちろん。｣
ﾋｭｰ…ﾄﾞｰﾝｯ
『あ、花火上がった！ …綺麗……』
ジ｢迫力が凄いですね…とても綺麗です。｣
しばらく2人で黙って花火に見とれていた。
初めて見る花火はとても綺麗で、どんな宝石よりもキラキラしているように見えた。
『…ジェイドが、私に月を教えてくれた時の海みたい。』
ジ｢覚えていてくれたんですか。｣
『当たり前だよ。ジェイドに教えてもらわなかったら、今頃まだ夜に外に出れてないもん。』
ジ｢そんなに重要な役割を果たしていたんですね、ふふっ。｣
急に、ジェイドがこんなことを言い始めた。
ジ｢夜のパレードのあとの花火…えぇ、ちょうどこの花火の時にキスをすると、そのカップルは長続きするらしいですよ。｣
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雲(プロフ) - チナツさん» 読んでいただけて嬉しいです！リクエストもありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年6月2日 9時) (
レス) id: 284fba7001 (このIDを非表示/違反報告)
チナツ(プロフ) - わぁ！リクエスト書いてくださりありがとうございます！！最高でした！流石すぎます！！ありがとうございました！リクエストなのですが、、倦怠期な2人が見たいです！次の更新も楽しみにしてます！ (2020年6月2日 7時) (レス) id: 874de908fc (このIDを非表示/違反報告)
雲(プロフ) - グレイさん» そう言っていただけてすっごく嬉しいです…！！！ありがとうございます！！更新頑張ります！！これからもよろしくお願いします！ (2020年6月1日 21時) (レス) id: 284fba7001 (このIDを非表示/違反報告)
グレイ(プロフ) - 続き、続き、続きを早くくれー！！(殴 すいません神作品だったもので、、、。ああ言いましたが更新無理しないでくださいね、応援してます！ (2020年6月1日 20時) (レス) id: a0c9efd962 (このIDを非表示/違反報告)
雲(プロフ) - まやさん» ありがとうございます！！そう言ってもらえて嬉しいです…！！ (2020年5月31日 16時) (レス) id: 284fba7001 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雲 | 作成日時：2020年5月26日 19時
