【鬼滅の刃】柱よりも階級の高い彼女はノリが軽い。

08:よしゃあああああああ！ ページ10

うっわ、凄。

しのぶちゃんから忠告を貰ったのにも関わらず
縄をちぎった竈門隊士。


伊｢はっ、…｣


竈門隊士が縄をちぎったのと同時に、
義勇が小芭内の腕を握った。


『！！！！！！！！！！！！』←


ナイス！！！！ナイス義勇！！
危うく｢ナイス！！｣って声に出しそうだったぜあぶねぇ()

それでも顔に出ちゃったから小芭内に睨まれたのは
知らんぷりしとくね。


炭｢ゲホ…ゲホッ、ゲホッ｣


小芭内が義勇のせいで動けないでいる。
その隙に、竈門隊士は妹さんの方に歩み寄った。


炭｢ね…禰豆子ォ！！｣

禰｢っ……？！｣


竈門隊士が鬼の妹の名前を呼んだ瞬間、
ほんの少しだけ、動きが止まった。

さっきまで｢フゥ…ゥﾞ……｣と呻いていた苦しそうな声も一瞬だけ止まり、
そして＿＿＿＿





＿＿＿＿顔を、背けた。あの血だらけの腕から。





『……』


''安心した''。
そう思う反面、''信じられない''。と感じた。

流石にスゴすぎる。

何度も刺されて、今すぐにでも血肉を喰いたいだろうに…

必死に自我を保って、
目の前にあるさねみんの血だらけの腕から目を逸らしたのだ。


これは認めざるを得ないだろう。


産｢……どうしたのかな？｣


「鬼の子はそっぽを向きました。不死川様に三度刺されていましたが、

　目の前に血塗れの腕を突き出されても我慢して噛まなかったです。｣


産｢では、これで人を襲わない事の証明が出来たね。｣


不｢…？！｣


『……』


よっしゃあああああああああああぁぁぁ！！！！()

さっきみたいに顔には出てないが、
心の中では踊りまくって喜んでる。

両手に刀持ってブンブン振り回しちゃうぜ？？？


あ、やべぇ顔に出さないようにと思って頑張りすぎて…！
顔がヒクヒクしてる気がする()



産｢炭治郎、それでもまだ禰豆子の事を快く思わない者もいるだろう。｣
　 証明しなければならない。これから、
　 炭治郎と禰豆子が鬼殺隊として戦える事、役に立てる事。｣


産｢十二鬼月を倒しておいで。
　 そうしたら皆に認められる。炭治郎の言葉の重みが変わってくる。｣


頭を下げていた竈門隊士が
勢いよく顔を上げる。


炭｢俺は…俺と禰豆子は、鬼舞辻無惨を倒します！
　 俺と禰豆子が、必ず！

　悲しみの連鎖を断ち切る刃を振るう！！｣

産｢今の炭治郎には出来ないから…まず十二鬼月を倒そうね。｣
炭｢は……はいっ…｣


え、めっちゃ真っ赤じゃん可愛い。
みつりちゃんが吹き出してて釣られたわ()

09:らんぼーくんの恋()→←ありがとうございます(震え声)

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