【鬼滅の刃】柱よりも階級の高い彼女はノリが軽い。

07:我慢してくれ……。 ページ8

不｢オイ鬼ィ！！飯の時間だぞォ、喰らいつけェ！！！！｣


ポタ、ポタ、と音を立てて
鬼の娘が入っている木箱に血が垂れる。


伊｢不死川。日向では駄目だ。
　 日陰に行かねば鬼は出てこない。｣


あーーー馬鹿馬鹿小芭内！！なんでそんな指摘するんだよ！！
気付かなかったら良かったのに()

いや、気付かなかったら焼け死んでるのか。
じゃあいいや(？)


不｢…お館様。失礼、仕る。｣


一瞬で部屋の中に飛ぶ実弥。
もう一度、グサッと刀を箱にぶっ刺した。


炭｢ねっ……禰豆子ォ！！｣
　 ｢やめろ――――――っ！！！！


妹の元へ向かおうとした竈門隊士。
が、小芭内がそれを見逃すはずがなく


　 あ、がっ……？！｣


背中を肘で押さえつけられる。

うわぁ、あれは痛いぞ
いや痛い所の騒ぎじゃねーわ。



不｢出てこい鬼ィ…。お前の大好きな人間の血だァ！！｣


そんなことお構い無しに、

中々出てこようとしない鬼に腹を立てたさねみんが
無理やり木箱をこじ開けた。

アイツ乱暴だ。



禰｢フゥ…フゥ…ゥﾞ……｣



箱からゆっくりと姿を現した鬼。
麻の葉文様の着物を着た女の子が出てきた。

着物には血が滲んでおり、目の前に差し出されたさねみんの腕に
襲い掛からないように、必死に抵抗していた。


手を固く握り締め、そのせいで手からも血が零れ落ちて。


ってか

『ちょっと押さえつけすぎじゃね？？？』


胡｢そうです。もう少し緩めてあげてください。｣

伊｢動こうとするから押さえてるだけだが？｣


『いやミシミシ言ってるよ？？』


胡｢竈門君。肺を圧迫されている状態で呼吸を使うと
　 血管が破裂しますよ。｣


呼吸を使おうとしていることに気付いたしのぶちゃん。
さっすがぁ！！←


宇｢血管が破裂！！いいなぁ、響き派手で！
　 よし行け、破裂しろ！！！！｣

『なんつー事を言うんだお前は。』


みつりちゃんが驚いてるじゃん(かわいい)


悲｢……可哀想に…。何と弱く哀れな子供…
　 南無阿弥陀仏…｣

『可哀想って言う割には助けに行かないんだね行冥？』

悲｢……｣

『困ったら玉ジャリジャリすんのやめよーぜ』


全くどいつもこいつもだぜ(？)
まじで柱まともな奴いねーな……


胡｢？！竈門君！！｣

炭｢ガ…ァ…、ア……！！｣

『！！……え…』

ー

文字数の関係でここまで…！
変なとこできってすみません！！

ありがとうございます(震え声)→←06:稀血

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