短編集 クイズ研修旅行

ごはん:志賀玲太 ページ28

志賀side


今日は僕も料理の担当になってる。



料理はそんなに得意じゃないけど。



メニューはハンバーグだそうだ。



ハンバーグ……作ったことねえな。



「志賀さん、料理できますか？」



「も、もちろん。できますよ。」



やっべぇ、Aさんに嘘ついてしまった。



まあ、これは僕の意地だから。



「へぇ、すっごーい！私は全然できないんです。よかったら教えてください！」



まじか。嘘つくんじゃなかった…



と、とりあえず山森さんにもらったレシピを見て、っと。



まあ、ハンバーグなんてひき肉を丸めて焼けばいいだけだし……


レシピ
『材料を準備したら、ひき肉に調味料を入れ、一度加熱して冷ましておいた玉ねぎを入れる。(玉ねぎはもう用意してあるよ)』



あぁ、玉ねぎ入れるのか。もう丸めるのかな。



レシピ続き
『卵を入れる。』


卵…！？


ま、まあレシピは正しいだろうし大丈夫か。



レシピ続き
『パン粉を入れる。』


パン粉…！？


もう良く分からなくなってきた。


ひき肉と玉ねぎに、卵とパン粉……


それって…



コロッケじゃない！？


「Aさん、実は僕、料理できないんですよ。さっきのは嘘です。だから、ハンバーグも作れなくて…」


頭の中がパンクしそうだったから、意地を張るのはやめて、本当のことを話した。


Aさんは嘘ついたことをすぐ許してくれた。


その後、山森さんを呼び、ハンバーグは無事完成しました。







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このお話は作者が学校でボケネタとしてやったものを元にして作りました。そのため、全然志賀さんには関係ないです。(料理ができるのか、できないのか、分からないです)


また、お気づきの方も多いと思いますが珍しいメンバーの方でお話を書いてみました。
他の方でももしかしたら書けるので、この人の書いてー！というのがあったらぜひコメント欄へ。


お話の内容も、こんなのがいいー！というのがあったら、コメント欄へ。


以上、來音でした。

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