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茜「ここが審神者部屋よ。」
葉桜ちゃんをそっと下ろすと、トテトテ、という音が聞こえそうな歩き方で部屋を見渡しながら歩いた。
茜「あら？葉桜ちゃん、もう良いの？」
葉桜「……」コクッ
葉桜ちゃんはぐるりと部屋を見回した後、部屋の隅にちょんと座った。
茜「でもそこ、少し汚れてるわよ？
ほら、こっちおいで〜」
葉桜「……」フルフル
茜「う……ど、どうしましょう…」
そうこうしていると、襖の奥から聞き慣れた声が聞こえてきた。
長谷部「主、お呼びですか？」
葉桜「！、にちゃ！」
長谷部「っ！？」
茜「！……ふふっ、あらあら。」
長谷部の声を聞いた葉桜ちゃんはパアッと顔を輝かせて長谷部の方へと駆けていった。
長谷部は長谷部で混乱している。
けど、葉桜ちゃんに触れるその手は優しかった。
長谷部「ほ、本当に葉桜なのか…？」
葉桜「にちゃ！」
長谷部「っ……」
茜「長谷部、折角可愛い妹に会えたのだから、今くらい優しく抱きしめてあげないと可哀想でしょう？ほら。」
長谷部は小さく頷くと、葉桜ちゃんを抱き上げてそっと抱きしめた。
………実を言うと、葉桜ちゃんが実装されたって聞いて、長谷部はずっとソワソワしっぱなしだったのよね。
葉桜ちゃんは鍛刀でしか入手出来ないから、私が鍛刀をする度に部屋を覗いたりウロついたりしていたのは記憶に新しいわね。
茜「良かったわね、長谷部。」
長谷部「っ……、はい。」
葉桜「にちゃ、これからずーと(ずっと)いしょ(一緒に)いれる？」
長谷部「あぁ、ずっと一緒だ。」
葉桜「……！」パアァァ
葉桜ちゃんが嬉しそうに抱きついて、その頭を長谷部が優しく撫でる。
こうして見ると、本当に仲が良いって事がすぐに分かった。
…………それにしても……。
茜「葉桜ちゃん、可愛いわ……っ！」
長谷部「葉桜は俺の妹ですから。」
そう言った長谷部は、ドヤ顔だった。
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ほのか - これって元ネタ学園ベビーシッターズですか?面白いです!これからも頑張ってください!! (2020年1月23日 18時) (
レス) id: 949a14dbde (このIDを非表示/違反報告)
十和 - 長谷部の幼い妹になりたい（鼻血） (2019年12月5日 22時) (レス) id: d84ad9f86b (このIDを非表示/違反報告)
紅キ霧雨 - さにわ(ツバサ)さん» おぉぉ……！ありがとうございます！感動していただけて何よりです！ (2019年1月20日 11時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
さにわ(ツバサ) - 間違えて二回言ってしまいましタ、すみまセヌ (2018年12月31日 0時) (レス) id: a910d54f26 (このIDを非表示/違反報告)
さにわ(ツバサ) - この作品をみたらラ、涙が出て来ましたナこれからも頑張って欲しいですなナ (2018年12月31日 0時) (レス) id: a910d54f26 (このIDを非表示/違反報告)
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