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葉桜の話を聞いた二人は、酷く辛そうな顔をしていた。
長谷部に至っては、きつく手を握りすぎて血が滲んでいる。
茜「酷い……」
長谷部「ッ……」
それでも、葉桜はボンヤリとした表情のまま本丸の事、そして自分に起きた事を話していく。
葉桜「はざくら、まえのあるじにたくさんなぐられてて、にちゃがたすけてくーた(くれた)。」
葉桜「でも、いきなりあるじからなぐられたりしなくなって、にちゃにあいにいこうとしたら、みんなにめ(駄目)っていわれた。」
茜「それって……」
長谷部「………暴力を肩代わりしていたことを、葉桜に気付かれないようにするためかと…」
茜「葉桜ちゃんは……その事は…」
葉桜「はざくら、そのことしてる(知ってる)。」
茜が呟くと、葉桜は事もなさげに言った。
葉桜「あるじにいったら、またはざくらがなぐられて、そしたらにちゃがはざくらをはっぱのとこにかくしたの。」
茜「葉っぱ？」
葉桜「う。」
葉桜は頷くと、窓の側をぺしぺしと叩く。
行動の意味を理解した長谷部が窓を開けてやると、葉桜はそのまま正面に生い茂る草木の根本を指さした。
長谷部「あそこに隠されたのか？」
葉桜「う。」
葉桜はじっとその場所を見据える。
その様子を、長谷部と茜は心配するような表情で見つめていた。
葉桜「……」
＿＿＿「助けが来るまで、ここで待ってろ。
俺が、必ず迎えに行くから。
………良いな？」
「……………う。」
「いい子だ。」
「に……………、……」＿＿＿
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ほのか - これって元ネタ学園ベビーシッターズですか?面白いです!これからも頑張ってください!! (2020年1月23日 18時) (
レス) id: 949a14dbde (このIDを非表示/違反報告)
十和 - 長谷部の幼い妹になりたい（鼻血） (2019年12月5日 22時) (レス) id: d84ad9f86b (このIDを非表示/違反報告)
紅キ霧雨 - さにわ(ツバサ)さん» おぉぉ……！ありがとうございます！感動していただけて何よりです！ (2019年1月20日 11時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
さにわ(ツバサ) - 間違えて二回言ってしまいましタ、すみまセヌ (2018年12月31日 0時) (レス) id: a910d54f26 (このIDを非表示/違反報告)
さにわ(ツバサ) - この作品をみたらラ、涙が出て来ましたナこれからも頑張って欲しいですなナ (2018年12月31日 0時) (レス) id: a910d54f26 (このIDを非表示/違反報告)
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