プ リ ン ス マ リ ッ ジ

【･】 ページ24

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『私は…』


あ、私、スポーツと接点無さすぎて、
スポーツは諦めてたんだ…、

と沈黙でいると、


「プハッw
なんで？自分で質問したじゃん、w」

『ごめんなさい…
スポーツあんましないから…』


北人の反応に嬉しく思いながら、謝る。


「謝りすぎ、ずっと謝ってる。」


と少し真剣な顔になって、
そう言われる。


『そうですね、ごめ…「ほら、」


もう〜…バカA！

始まる前はよし行こう！って決心したのに、
始まったら、この有様かよ〜


『なんか、北人さんはキラキラしていて、
緊張してしまいます…』

「そう？俺キラキラしてる？w」

『そうです、キラキラしてます…、』

「へぇー、俺、そんなふうに見えてるんだ、」


と顎に手を当てて、考えるふりをする北人。



ﾄﾞｰﾝ



「終わりでーす」



と終了の合図がなった。

結局、ちゃんと話せたのは、
最後の会話しかなかった。

終始緊張しちゃって、
あんま話せなかった…、

それでも、


「ありがとうね、」


と北人はニコニコ手を振ってくれる。


『…ありがとうございました…。』


と軽いお辞儀を3回くらいした。









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