第47話 ページ8
〜由葉side〜
「…疲れた。」
布団ふかふかで気持ち良い。どうも天月です。
あの後夜久さんと帰ってきてから、同寮の方々が部屋に押しかけてきまして。
どうやら物凄く心配されていた様で、西谷さんはベッドをバシバシ叩きながら涙目になっていて、夜久さんに叱られていました。
そのお気持ちは非常に嬉しいのですが、ベッド壊れたら自分寝るところ無いので…はい。
で、一夜明けた現在。
間もなく夕方です。
こんなにだらけたのは何年振りだろうか。
本当は今すぐにでも動きたいんだけど、まだ私そんなに体の自由きかないし…。
「入るぞー。」
そんなことを考えていると、聞き覚えのある声と共にノックの音が部屋に響いた。
「どうぞ!」
「調子はどうだ?」
「あー…まずまず、です?」
入って来たのは案の定夜久さんだった。
入って来たドアを閉め、つかつかとベッドの方に歩み寄ってくる。
「で…どうされたのですか?」
「ん、あぁ。
これ、今日教室で預かってきた。
天月にだって。」
夜久さんから差し出されたのは、綺麗な水色の封筒。
誰からだろう。
裏返しにしてみても、透かしてみても全くわからない。
「これは…?」
「まぁ、開けてみ?」
何かを隠しているということは何となくわかったが、これ以上何も話してくれないと悟ったので、大人しく封筒の封を切ることにした。
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ニックネーム - 牛若出してください! (2017年8月10日 6時) (レス) id: 2abaa4255b (このIDを非表示/違反報告)
フォンテイン@低浮上(プロフ) - ルーナさん» 遅くなりすみません!……お会いしましたっけ……?すみません私相当なバカなので……← (2016年5月30日 17時) (携帯から) (レス) id: f1eeea7ade (このIDを非表示/違反報告)
ルーナ - フォンテインさん» あれ?何処かでお会いしましたっけ?凄く見覚えのある名前なのですが、きのせいでしょうか…?気のせいだったらすみません (2016年5月26日 0時) (レス) id: 16692d972a (このIDを非表示/違反報告)
フォンテイン(プロフ) - 雫雪さん» ありがとうございます!!あぁお仲間がここに……そしてパソコン取り上げられました、はい。(T-T) (2016年5月8日 13時) (携帯から) (レス) id: f1eeea7ade (このIDを非表示/違反報告)
雫雪(プロフ) - 面白いです!そして体調には十分気をつけてくださいね!?私も風邪引いたら熱が出ないタイプなのでお気持ちよく分かります・・・ (2016年5月7日 19時) (レス) id: eb9cd3a250 (このIDを非表示/違反報告)
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