第67話 ページ29
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「俺ちょっと身投げしてくる。」
だめです孤爪さん。
あなたが今身投げしたら全人類が悲しみます!
「まじかよ。
おいまずくねこれ。」
「…何企んでんだ校長。」
黒尾さんと花巻さんのそんな話し声も聞こえる。
そんなに孤爪さんと木兎さんまずいのか。
「次は、『地堺』。
夜久衛輔、
松川一静、
青根高伸、
山本猛虎、
金田一勇太郎、
黄金川貫至。以上6名。」
まだ名前呼ばれないか…。
次で呼ばれたら本望なんだけれども。
「『妖精堺』。
岩泉一、
花巻貴大、
矢巾秀、
犬岡走、
作並浩輔、
灰羽リエーフ。以上6名。」
あれ、ということは。
「『人間界』。
及川徹、
黒尾鉄朗、
赤葦京治、
二口堅治、
月島蛍、
天月由葉。以上6名。」
え。
もしかしますとこれ前より悪化してますか。
「以上です。
では、これから時間をとるので新しい班でミーティングをお願いします。」
そう言って去っていく校長。
「さてと。」
立ち上がった黒尾さんは一言。
「死ぬか。」
「だめです!」
「だめだ世界の終わりだ世界が滅びる何なんだこれは一体」
あ、黒尾さん壊れた。
どうしようこのままだと皆さんをお待たせしてしまうことになってしまう…。
仕方がないから黒尾さんを無理矢理連行…
無理だ出来ない。
出来るわけがない。
この190cm近い巨体を連行しろと?
無理です。
「おいお前。」
振り向くとそこには茶髪の人。
何方だったっけ…確か前回も班一緒だったような…。
「何やってんの。」
あ、この人怖い人だやっぱり。
「あ…あの、黒尾さんがこんな感じで…それで…。」
「よし。」
抱えていた頭を離し、勢い良く立ち上がった黒尾さん。
「二口、天月、ミーティングばっくれるぞ。」
「え。」
「賛成っす。」
えっばっくれ?
それってつまりサボり?
えっ。
「とりあえずここ居てもあれだからどっか行くか。」
「多目的行きますか。
俺光縛呪文知りたいです。」
「しゃーねーな、特別に見せてやりますか。
ほら天月行くぞ。」
というわけでサボりを決め込んだ自分達に重なる1つの影。
「サボりはいけませーん。
強制連行しまーす。」
「ちょ、ちょっと待った木葉!
これは」
足元が光ったと思ったら、次の瞬間。
「やーっと来た。」
基礎魔法室。
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ニックネーム - 牛若出してください! (2017年8月10日 6時) (レス) id: 2abaa4255b (このIDを非表示/違反報告)
フォンテイン@低浮上(プロフ) - ルーナさん» 遅くなりすみません!……お会いしましたっけ……?すみません私相当なバカなので……← (2016年5月30日 17時) (携帯から) (レス) id: f1eeea7ade (このIDを非表示/違反報告)
ルーナ - フォンテインさん» あれ?何処かでお会いしましたっけ?凄く見覚えのある名前なのですが、きのせいでしょうか…?気のせいだったらすみません (2016年5月26日 0時) (レス) id: 16692d972a (このIDを非表示/違反報告)
フォンテイン(プロフ) - 雫雪さん» ありがとうございます!!あぁお仲間がここに……そしてパソコン取り上げられました、はい。(T-T) (2016年5月8日 13時) (携帯から) (レス) id: f1eeea7ade (このIDを非表示/違反報告)
雫雪(プロフ) - 面白いです!そして体調には十分気をつけてくださいね!?私も風邪引いたら熱が出ないタイプなのでお気持ちよく分かります・・・ (2016年5月7日 19時) (レス) id: eb9cd3a250 (このIDを非表示/違反報告)
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