《ハイキュー》魔法魔術学校【ヴィオーレ】part３

第６４話 ページ26

〜NOside〜
普段は校長1人しか居らず、場所の無駄遣いと言っても過言ではない校長室。




校長室には、いつの間にか全ての教員が集まっていた。




勿論、校長に集められたのである。




そしてその視線は校長に向けられている。




「政府から伝達が届きました。細かい内容は後程データとして送ります。



大まかにお伝えしますと、プロジェクトに参加する…いえ、させられることになりました。」



どよめきが校長室に広がった。




それもそのはず。




いくらこの学園が国の機関であるといえ、生徒を政府のプロジェクトに参加させるなど前代未聞。



プロジェクトといっても内容は多種多様で、命の危険が伴うプロジェクトも存在するからである。




「それに辺り、今回は班を私が決めたいと思っています。」




「しかし、既に班分けは行った後では…？」




「やむを得ません。やり直しです。」





「生徒達からのブーイングにはどう対応するおつもりで？」





「そこら辺の詳しい話は会議として腰を落ち着けて話すとしましょうか。



では、会議室に場所を移しましょう。」

第６５話→←第６３話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す