玖話 無悠『時の流れとは偉大。』 ページ10
無悠視点
義勇、錆兎、鱗滝さんに別れて
3年がたった。
今の階級は
鬼を切りまくり、どんどん階級も上がっている。
俺は今まで
鱗滝さんに教わった水の呼吸をしていたが
どうやら俺の呼吸に合わず
自分で獲得した呼吸法で今は鬼を狩っている。
今日の任務は軽く、
早く終わった任務の埋め合わせに俺は街を歩き回った。
歩いて数刻
俺は鼻が少し効く。嗅いだ匂いは花の香りと血の匂い
急いでそこに向かうと
そこには
血まみれで2つの蝶々の飾りをつけた人と
明らかに、普通の鬼の気配ではないやつが一人いた。
まだ鬼は俺に気づいていないようだ。
背後から俺は自分の呼吸を使い、彼女の援護をした。
『舞の呼吸 伍ノ型
二人「ッ!??」
「おやおや〜、此れは此れは。邪魔しないでくれるかい?
俺は別嬪さんと一緒に遊んでいるんだから。」
虹色の瞳をした鬼は言った。
そして、奴の瞳には...
上弦 弐の文字があった。
あぁ...漫画ちゃんと読めばよかった...
『上弦の弐 童磨とはお前のことか』
童「ん?俺は有名人になったな〜」
『...あんたの首を斬る。階級
童「そっかぁ〜。じゃあ...俺が綺麗に食べてあげるよ!」
それからずっと俺たちは戦った。
技を繰り返し、攻めるが受け流され逆に俺の方が守備に回る。
互角と思えるが、正直体力的に俺の方がきつい。
『ハァ...ハァ...』
童「そろそろ諦めてさっきの別嬪さんと一緒に食べられない?」
『するか!!!!!俺は!!』
童「んー、でも朝が近いんだよな〜」
あ、そうだ!
そう言った童磨は
俺に近づき...腹を扇で叩いた。
違和感をすぐに感じた
俺は、首にかけてる鍵を手の平に差しガードを付けるが
叩かれた方が地からが強く
俺は後ろに思いっきり吹っ飛んだ。
近くにあった木によって
俺は遠くに吹っ飛ばずに済んだが、体への負担は大きいものだった
『ウグッ!!!!!』
童「さてっと、ささっ!続けようか?お嬢さん」
「ッ!!」
そこで、俺の
何かが切れた...
『ほかの奴に...手を出すなッ!!!!!!!!』
拾話 無悠『鬼死すべし』→←捌話 御百合『ようやく私の出番です!』
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