拾弐話 無悠『騒がしい、煩い、こいつら誰だよ！！』 ページ14
無悠視点
酔わないように
少し体を楽にしていると着いたようで
そこは藤に囲まれてる屋敷で
俺は砂利の上に下ろされ、担いでたやつはどっかいった
さっきからことが動き過ぎていて
何がなんだかわからん...
「上弦と戦ったって奴はコイツかァ？」
「よもや！！一見弱そうだぞッ！！」
「あぁ、地味だなッ！」
「(まぁ！なんて可愛らしい瞳なの！！キュンキュンしちゃうわ！)」
「あぁ、彼に強くなることを祈ろう 南無阿弥陀仏」
「そんなやつが本当に上弦と戦ったのか？俺は信じないぞ」
カナエ「この方のおかげで私はここにいるのですよ」
しのぶ「皆さん、お変わりないようで」
傷だらけ、目が怖いやつ
宝石ヘアバンド、桃色と黄緑の髪色
盲目、木の上にいるヘビ
そして、カナエさんとしのぶさん
あああああ、わかったあああ
柱会議だああああいやだあああ
何言われるんだろう
てか、おい、俺が弱いがそこまで言われると傷つく...
『...あっ！！！！！！』
全「(ビクッ！！」
カナエ「どうしました？」
『お、俺の刀...折れたの忘れてた...』
そう、俺は童磨との戦いで
刀を折ってしまったことを思い出してしまった...
殺されるぅううううう
と汗だらだらと流しながら感じてた...
カナエ「それならもう鎹鴉に頼んでますので気にしないでください！」
ねっ！と満面の笑みを浮かべる
カナエさんが一番の癒しと感じた
他の奴はしらん←
正直興味もさらさらない
「お屋敷様のお成りです。」
そう言われ、
皆膝を地面に付ける。
俺もゆっくりではあるが
ちゃんとしたよ！！えらいだろ！！
挨拶をヘビの奴がして、
話を始めたお屋敷様
いや、産屋敷様か
もちろん俺の話だった。
産屋敷「君は階級
『はい。』
産屋敷「花柱、カナエをありがとう。心からお礼を言うよ
あのままだときっとカナエは今、この場にはいなかっただろう
上弦と戦ったんだね。そして、その力は互角と聞いたよ。
どうだい、柱にならないかい？」
...御百合、義勇、錆兎
俺は柱になるみたいだ...
『...快く、お受け致します。と言いたいのですが...
まだ五十も鬼を狩ってない者が柱になる。これはきっと不快に感じる隊員もいるでしょう。
時間をもらえないでしょうか？』
俺はまだ、五十も切ってない
そんな奴を誰がついていきたがるか...
産屋敷「君の、その不思議な力を信じて言ってるんだ。」
拾参話 椿嫁『御百合、出番なくてごめんな...』→←拾壱話 無悠『なんだこれ...』
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