協定項目7 ページ8
「やぁ、中也。相変わらず小さいね。私の奥さんよりも小さいとか…くくっ。」
「うっせえよ、クソ太宰!」
Aを挟んで口論を始める太宰と中也。
冷や汗をかきながらAは二人の仲裁をしようと試みた。
「それより……私のAに手を出すなんて良い度胸じゃないか、中也。」
「いやいや、手は出されてないからね?」
「はっ、独占欲の強い奴は嫌われるぜ?」
「否、否定しろよお前も。」
黒いオーラを纏った二人。
Aは少し呆れる。
然し、不意に太宰が乱暴にAを抱き寄せ唇を重ねた。
中也の目の前にも関わらず、次第に深くなっていく接吻。
中也は顔を逸らした。
「ん……あれ?中也何顔真っ赤にしてるのー?私とAがイチャイチャしてるの見て顔赤くするとか…初心だねぇ。」
思わず崩れかけたAを支えながら口角を上げ、太宰は云う。
「ばっ…こんなところでやるお前等が悪いんだろうが!」
赤くなった顔を隠すようにして中也は叫んだ。
「ふふ、これに懲りてAに近付かないでね、中也。」
にっこりと笑って太宰はそう云ったが、目は笑っていなかった。
「云われなくても近付かねえよ…手前の嫁とか普通の奴じゃ無いだろうしな。」
「それは私にもAにも失礼じゃないかい?」
「事実だろうが。」
中也は持っていた買い物袋を押し付け、背を向ける。
「じゃあな、二度と面見せんな。」
「それは此方の台詞だよ。」
最後の最後まで火花を撒き散らしていた二人。
「却説、と…Aもお仕置き＿＿って云いたい所だけど、勝手に絡んできたのは中也の方だと思うから良いや。」
ただし、と太宰は付け加えた。
「次に中也を見掛けた時に直ぐに逃げなかったら、判ってるよね?」
拗ねたようにそう云った太宰にAは思わず笑う。
「む…何を笑ってるんだい。」
「否、治可愛いなって、ちょ、痛い。」
太宰はムスッとした顔でAの頬を引っ張った。
「おー、よく伸びるねA。」
「ひゃへろ(やめろ)。」
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和(プロフ) - 分かりました！ (2017年4月1日 13時) (
レス) id: 70dae8966d (このIDを非表示/違反報告)
スターチス(プロフ) - 和さん» 実は私お友達申請などのしくみがよく分からなくて…私もぜひお友達になりたいので教えてくださいませんでしょうか。 (2017年4月1日 11時) (レス) id: 134aa8d2bb (このIDを非表示/違反報告)
和(プロフ) - お友達申請してもいいですか？ (2017年4月1日 1時) (レス) id: 70dae8966d (このIDを非表示/違反報告)
medaemon(プロフ) - スターチスさん» 頑張って下さい！！待ってますよ！ (2017年3月31日 9時) (レス) id: ca66a711e7 (このIDを非表示/違反報告)
スターチス(プロフ) - medaemonさん» そんな、全然上から目線なんかじゃないですよ。コメントしていただいただけでありがたいです。最近あまり更新出来ていませんが、頑張りますね！ (2017年3月30日 22時) (レス) id: 134aa8d2bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スターチス | 作成日時：2017年1月31日 1時
