協定項目31 ページ32
「無事到着!ただいま故郷!!」
駅から出たAがそう声を上げた。
「んー、疲れた。」
そう云って、太宰は伸びをする。
「治の寝顔撮ってやった。」
携帯を太宰に見せるように振り、Aは口角を上げた。
太宰はうっすらと笑って云う。
「善いよ。私もAの寝顔何時も撮ってるから。」
「えっ、嘘!?」
太宰がひらひらと振る携帯を取ろうとAは腕を伸ばした。
然し、太宰が腕を上に上げたので身長差があるAはそれを取ることが出来ない。
「ほらほら〜。」
「ああ、もう!」
その時、二人の近くでシャッター音が響いた。
「相変わらず仲良さげだね〜お姉ちゃんと治さん。」
「
其処に居たのはAの妹、星深奈月だった。
「お母さんが迎えに行けって云うから来た。まあ、お陰で良い写真が撮れたよ。」
「見せて見せて〜。」
奈月が撮った写真を見ようと太宰が奈月の携帯を覗く。
「あ、どうぞ。」
「ちょっと!」
Aの制止の声も無視して太宰は写真を見、ニヤニヤする。
「猫みたい。」
「ほんとですね。お姉ちゃんに猫耳付けてにゃんって云わせます?」
「それは善い。あ、この写真後で送って。」
「何か凄く厭な会話が聞こえてくるんだけど…。」
ちゃっかり太宰と奈月は連絡先を交換し、Aの実家へと向かい始めた。
*****
めっちゃ短い妹ちゃんの設定。
星深
年齢 19歳
大学生。
彼氏がいる。
好きなもの 家族、漫画
嫌いなもの 自分勝手な人
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和(プロフ) - 分かりました! (2017年4月1日 13時) (レス) id: 70dae8966d (このIDを非表示/違反報告)
スターチス(プロフ) - 和さん» 実は私お友達申請などのしくみがよく分からなくて…私もぜひお友達になりたいので教えてくださいませんでしょうか。 (2017年4月1日 11時) (レス) id: 134aa8d2bb (このIDを非表示/違反報告)
和(プロフ) - お友達申請してもいいですか? (2017年4月1日 1時) (レス) id: 70dae8966d (このIDを非表示/違反報告)
medaemon(プロフ) - スターチスさん» 頑張って下さい!!待ってますよ! (2017年3月31日 9時) (レス) id: ca66a711e7 (このIDを非表示/違反報告)
スターチス(プロフ) - medaemonさん» そんな、全然上から目線なんかじゃないですよ。コメントしていただいただけでありがたいです。最近あまり更新出来ていませんが、頑張りますね! (2017年3月30日 22時) (レス) id: 134aa8d2bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スターチス | 作成日時:2017年1月31日 1時