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協定項目26 ページ27

「Aのことが好きすぎて死にそう……。」

「じゃあ、死ねよ。」


太宰の言葉に中也が鬱陶しそうに返した。


「へぇー、そう云うこと云っちゃうんだ。自分が未だに結婚処か相手すらも居ないからって八つ当たりは善くないよ〜?」

「あァ!?何が八つ当たりだ!手前がウザイだけだよ!」


如何して太宰と中也が一緒に居るのか。

それは、偶々街中で出逢った時、太宰が無理矢理中也を飲み屋に引き連れたからである。昼間から。


「君はAの魅力が判ってないんだ。判って欲しくないけど。先ずね、寝顔が可愛い。私の携帯の中の写真の3割はAの寝顔だ。そして、料理が上手。昔は苦手だったらしいんだけど、私の為に一生懸命料理を勉強してくれて今では探偵社の中で一番美味い。一寸口が遇に悪いけど、そこも可愛い。ああもう可愛い。何であんなに可愛いのかな、中也なんて可愛さの欠片も無いのに。今日の朝だって私がおはようの接吻しただけで顔真っ赤にしてたんだよ?正直、朝から理性壊しに来てるよね。本当に。中也は見るのも厭だけど、Aは見てて飽きないし、癒される。」

「時々俺の悪口を云うんじゃねェ。」


酒を飲みながら中也は顔をしかめる。

然し、太宰は中也の言葉を無視して続けた。


「そう云えば中也ってAより身長低いよね。この前Aが『中原中也って本当に小さいんだね』って云ってたよ。ドンマイ。」

「くっそ、手前ェ!!」


太宰に殴りかかる中也。

その攻撃を軽やかに避けると、太宰は挑発するように笑う。


「こらこら、中也。此処飲み屋だよ?こんな処で問題起こしたら駄目じゃないか。」

「お前が一々俺を苛立たせることを云うのが悪いんだろうが。」

「私は事実しか云ってないけどねぇ?」


太宰がクスクス笑う。


「ん…?あれ、治?」


その声を聞いた瞬間、凄い勢いで太宰は振り向いた。


「A!!」


そして、飛び付くようにAを抱き締める。


「うふふふ、A〜。私のA〜。」

「ちょっ、治酔ってる?」

「酔ってないよ〜?」

「かわい…じゃなくて、人が見てるから。」


そんや二人のやり取りを見ていた中也とAの友人。


「バカップル……。」

「酔っ払いの間違いじゃねェの?」

「私達飲んでません。」

「でも飲みに来たんだろ?じゃあ、飲もうぜ。取り敢えず誰でも良いから愚痴りてェ。」


地味に仲良くなった。

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(プロフ) - 分かりました! (2017年4月1日 13時) (レス) id: 70dae8966d (このIDを非表示/違反報告)
スターチス(プロフ) - 和さん» 実は私お友達申請などのしくみがよく分からなくて…私もぜひお友達になりたいので教えてくださいませんでしょうか。 (2017年4月1日 11時) (レス) id: 134aa8d2bb (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - お友達申請してもいいですか? (2017年4月1日 1時) (レス) id: 70dae8966d (このIDを非表示/違反報告)
medaemon(プロフ) - スターチスさん» 頑張って下さい!!待ってますよ! (2017年3月31日 9時) (レス) id: ca66a711e7 (このIDを非表示/違反報告)
スターチス(プロフ) - medaemonさん» そんな、全然上から目線なんかじゃないですよ。コメントしていただいただけでありがたいです。最近あまり更新出来ていませんが、頑張りますね! (2017年3月30日 22時) (レス) id: 134aa8d2bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スターチス | 作成日時:2017年1月31日 1時

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