協定項目25 ページ26
星深ちゃんの愛が暴走する回。
次回は太宰さんの愛が暴走します。
太宰さんが好きな人はきっと星深ちゃんに共感出来ます。
特に名前を考えていない星深ちゃんの友人が出ますが、これから遇に出てくるかもしれない。
*********************
「旦那が……寝起きで殺しに来る。」
「え?」
とある友人とカフェに来ていたA。
開口一番そう云った。
「え、え?一寸待って。それヤバイんじゃない?」
「いや、あのね。あの破壊力は半端じゃない。」
Aはため息をつきながら、組まれた手の上に額を乗せる。
「毎日毎日…辛い……。」
「えーっと、ごめん。殺しに来るって如何云うこと?包丁とか銃持って殺しに来るの?寝起きで?」
友人のその言葉にキョトンとした表情を浮かべた後、Aは笑いだした。
「違う違う!そう云うことじゃないよ。」
笑いながら、Aは友人の言葉を否定する。
「…なんて云うのかなー、うん。その…さ。」
微かに顔を赤くし、Aは云った。
「先ず、目が覚めたら吃驚する位に整った顔が目の前にある。そこで結構ヤバイんだけど、更に起きた時に美しすぎる笑みを見せてくる。おはようって云う時も耳許で云ってくるから、朝一でドキドキしなきゃいけない。何なのあのイケボ。声帯如何なってんのかな。てか、マジで彼奴イケメンすぎんだろ。いっつも、買い物行くときとか治が隣に居ると女の人の目線が痛い。否さ、治が格好いいのは判るよ?実際格好いいからね。でも、流石にあまりじろじろ私の治を見ないで欲しい。あ、でも、物凄い優越感は感じるよね。私この人と結婚してますよ、善いでしょ、みたいな。」
一人で話し続けるAに友人は目が点になる。
「ついこの間なんてね?まあ、買い物行った時仲良くなった人とずっと話してたら拗ねたのかめっちゃ怒っててさ。ヤバイなーって思ってたら寂しかった……って一言。正直、可愛すぎだろこいつって思った。あ、駄目、思い出しただけでにやけてしまう。」
段々と友人の顔が呆れたような顔になっていく。
まだまだ続きそうなAの話を強制的に止めた。
「はい、ストップ。今日相談があるって云われたから来たけど…真逆の相談内容それ?ただの惚気話にしか聞こえないんだけど。」
「はっ!?立派な相談でしょ!殺しに来るんだよ!?朝一で!」
「イチャついてるの間違いですねー、それ。」
同じ頃、太宰もAと同じような状況になっていた。
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和(プロフ) - 分かりました! (2017年4月1日 13時) (レス) id: 70dae8966d (このIDを非表示/違反報告)
スターチス(プロフ) - 和さん» 実は私お友達申請などのしくみがよく分からなくて…私もぜひお友達になりたいので教えてくださいませんでしょうか。 (2017年4月1日 11時) (レス) id: 134aa8d2bb (このIDを非表示/違反報告)
和(プロフ) - お友達申請してもいいですか? (2017年4月1日 1時) (レス) id: 70dae8966d (このIDを非表示/違反報告)
medaemon(プロフ) - スターチスさん» 頑張って下さい!!待ってますよ! (2017年3月31日 9時) (レス) id: ca66a711e7 (このIDを非表示/違反報告)
スターチス(プロフ) - medaemonさん» そんな、全然上から目線なんかじゃないですよ。コメントしていただいただけでありがたいです。最近あまり更新出来ていませんが、頑張りますね! (2017年3月30日 22時) (レス) id: 134aa8d2bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スターチス | 作成日時:2017年1月31日 1時