第７話 ページ8
はあっ、はあっ·····
何とか逃げきったな······
逃げた場所は、どこかの路地裏。
何処かに隠れる場所はないかな?
そんな時だった。
シュッ！
私の足元にナイフが飛んできた。
まぁ、床に刺さったので怪我はしてないけれど。
っていうかそんな場合じゃない！！
取り合えず、来た道を引き返す。
後ろから、誰かの足音とナイフが飛んでくる。
もうこれ無理ゲーじゃあないか！！( ＞Д＜；)
でも、無理ゲーでも、逃げなくちゃ行けない！
逃げきってやるさ！
そう思っていたのに·····
突然、真横からナイフが飛んで来た。
顔にかすりそうだったが、ギリギリですれ違いケガはしなかった。
予想外の出来事で足が止まる。
その後、無数のナイフが私に向かって飛んでくる。
私の肩すれすれを通って壁に突き刺さった。
そして足と足の間、腕の下辺りにもナイフが飛んでくる。(ケガはしてない。ある意味凄いｗ)
???｢トド松から聞いたけど、トド松を蹴ったんだって？凄い度胸だねw｣
あっ、この声は····まさか····
お兄ちゃん達の中で一番の常識人でこんなことしないと思っていたのに！
『チョロ松お兄ちゃん····』
チョロ松｢うん、ここまで遠いところまで走って逃げちゃうなんて。普通の人ならできないよ。｣
そう言って、チョロ松お兄ちゃんが取りだしたのは手錠。
チョロ松｢もう、これでどこかに行っちゃう心配はないね‼
これからは、お前の事を俺が養ってあげる····！
だから····ずっと、ずーっと一緒にいよう·····A·····｣
チョロ松お兄ちゃんの表情はとても歪んでいた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 182人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヤンデレ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
星猫(プロフ) - 夢落ちじゃないendもみたいー (2020年12月31日 18時) (
レス) id: 7ce7f2c2ab (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - すごい… (2017年8月24日 22時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
べっちー - 最悪な兄弟がもしもこんなことをされたらもうだめです……。 でもこのお話ミステリーでとても面白いです！！続きを楽しみにしています。 (2016年8月30日 23時) (レス) id: d35bcf5658 (このIDを非表示/違反報告)
緋色の紅葉(プロフ) - 色鉛筆さん» コメントありがとうございます！毎日チェックしてくださるなんて....！本当に嬉しい限りです！色鉛筆さんの小説も読みに行きますね！ (2016年8月27日 16時) (レス) id: e3ccd7fa80 (このIDを非表示/違反報告)
緋色の紅葉(プロフ) - akunomusmeさん» コメントありがとうございます！返信が遅くなってすみません...面白いと言ってくださって本当に嬉しいです！近日中には更新する予定なのでもう少し待ってて下さいね！ (2016年8月27日 15時) (レス) id: e3ccd7fa80 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：緋色の紅葉 | 作成日時：2016年3月9日 19時
