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八十日目 ページ35

オークションはまだ続いた。


女性「ハクッ…!!そんなっ…」


ハク『ッこの…無礼者め…!!』


司会者「まだまだ足りませんねー!!もっとです、皆さん!」


司会者はどんどん値段をあげていく。
ハクシカは激しく抵抗しているのに…

…それよりも気になることが俺にはあった。


A「…ダルタン、何か聞こえないか?ほら、司会者の声の合間に…」


魔ダル「…?」


マイク『や…は…何……!』


舞台裏と思われるが、誰だ…?
ってか、そろそろ動かないとハクシカが…!


A「どうs…!…隊長、トイレ行くフリして舞台裏に入ってくれない?」


バルト「何だいきなり…で、入って何をする?」


A「この声、きっと舞台裏にいるモンスターの声だ。それに、ハクシカを繋いでいる縄もあの場所に繋がってる。」


カギはあの場所にある気がするんだよなー…


バルト「…わかった。こっちは頼むぞ!(コソッ」


それだけ言い、バルトは前の方へ消えていった。




魔ダル「!ハクシカがこっちに気づいた…」


ふと、ダルタンが俺に言った。


A「は?ここ一番後ろの席だぞ?」


魔ダル「いや、確かに目が合ったんだ。ほら、暴れなくなった…」


確かに、ハクシカはしっかりとこっちを見据えていた。


A「そうか…分かるんだな。待ってろよ、バルトに…」


任せてるから。


女性「ハク…?何で…何でっ…」


司会者「もう一息です!!さあ、はい!!」


司会者のマイクからは、まだ声が聞こえる。


魔ダル「…ジャンヌ、何処だろうな…」


A「大丈夫。俺が探してやるから。」


もう二度と失態なんてしないから。

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ちー - さすねこ、はじめまして(o^^o)いつも楽しく見させてもらっています そして続編おめでとうございます(o^^o)これからも応援してるので頑張ってください(o^^o)さすねこさんの好きな種族は?なんでしょうか? ちなみに私は戦士が好きですよ(o^^o) (2018年2月28日 4時) (レス) id: 3eaffb475e (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 広美さんはクフリンが大好きなんですね(o^^o)すごく気持ちが伝わってきます(o^^o)これからも大切にしてあげてくださいね(o^^o) (2018年2月28日 3時) (レス) id: 3eaffb475e (このIDを非表示/違反報告)
広美 - りゅーにゃんさん» 続編、おめでとう!日替わりのリクエストと、この作品の更新を交互に頑張ってください!!それから、体調に気をつけてくださいね!! (2017年12月17日 9時) (レス) id: 1a2efd913e (このIDを非表示/違反報告)
ミラベル - りゅーにゃんさん» 今更ですが、続編おめでとうございます!これからも応援します!頑張ってください! (2017年12月16日 18時) (レス) id: 46bb875d2b (このIDを非表示/違反報告)
りゅーにゃん - 聖永さん» ありがとうございます!これからも定期更新ではないですが、どうぞよろしくお願いします!;; (2017年12月16日 16時) (レス) id: 7a527bfc14 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さすらいの野良猫 | 作成日時:2017年2月20日 16時

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