第二話 ページ4
Aside
今日も晴れてるなあ。いい天気。っと、巨人の匂いがする。足音も聞こえるねえ。
こりゃあ３、いや５m級だね。
「エールヴィン！５m級接近！東、５００m先ね。樹で隠れてて見えないけど。」
「そうか。総員、西へ移動する！」
「「「「は！」」」」
ふー、ワォールマリアを出てから直ぐだってのになぁ。
「あー！会いたいのにー！！」
「ハンジ…」
「ん？どうしたのA。浮かない顔してるよ。ま、とーぜんか。毎回毎回、あんな罵声浴びせ
られたらね。」
「違うよ。確かに嫌だけど、班員を罵倒するのは嫌なだけ。」
「Aは優しいね。」
「ふっ。そう？」
そう言ってくれるのはハンジとあと一人…
「おい、そこの二人。ぼさっとしてんな。」
リヴァイだけだよなぁ。
「はいはい。」
「本来の目的を忘れるな。もうすぐ森に入る。気ぃ引き締めろ！」
「分かっておりますとも。あ、前方巨人！１０m級。」
「ええー！何処？何処なのAー！」
「まだ、見えないけど、前、ほら、あれ！」
「本当だぁ！！ねーねーエルヴィン、行っていい？いいよねえ！！」
「っ待てハンジ！！」
「ちょ、ハンジ！？」
あーあー、行ってしまったねぇ。しゃーない。
「エルヴィン。」
「ああ、行け！」
「あー、ワームレッド、馬よろしく。」
近くにいるワームレッドに頼む。
「はい。」
コクと頷き、馬から飛び降りながら一瞬でライオンに変身する。
着地した瞬間一気に走り出す。
直ぐに皆から離れる。ったく。ハンジ、巨人に会いたがるのは分からんでもないけど、いきなりは
止めて欲しいわ。
どんどん加速し、周りの景色が過ぎていく。直ぐに巨人をこっちに引き連れたハンジが見えた。
『ハンジー！！』
「A！」
「何引き連れてんの！」
瞬間的に人に戻って立体起動装置を使って飛ぶ。
ジャキン！
「っ！」
ザクン！
ドシーン！！！
「っけほ！」
はあ。砂埃酷いな。あ、エルヴィン達だ。ふむふむ。そのまま森へ入るんだね。
「ハンジ、早く行くよ！」
「え！？ちょっと待って！」
ライオンの姿になり、走る。
「A、何で殺しちゃったのさ。貴重な被験体になったのに…」
『でも、今日はそれが目的じゃないでしょ。！？おっと、またいたみたい。』
「ひょっとして、またいた？」
『うん。』
「マジかー！！うっひょー！！早く行こ！！」
『はいはい。』
はあ、さっさと行こう。
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Mystic(プロフ) - ハ「ヒャッホー！！皆ー！読んでくれてありがとねー！実は、一つだけお知らせがあるんだ。壁が壊される前、エルヴィンが団長って事になってるけど、原作は違うからね！ごめんね！」リ「P.S.コメと評価、よろしく頼む。」 (2018年2月18日 18時) (
レス) id: cdeea68bf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mystic | 作成日時：2018年2月16日 19時
