【銀魂】ゾッとするようなヤンデレ短編集

170ｃｍ組：辛い辛いこの現世 ページ31

ええっと・・・小麦粉、栗、蜜柑、西瓜、苺、葡萄、後は何もないよね？最近じゃ果物系の菓子も増えてきたし、流行に乗って行かないとね。南蛮ふるーつ？ってのも流行ってるんだよね。


モ「おい！あっちで火事があったってよ！」


モ１「ええ！？何処だい？？」


火事！？それは大変！！一体何処なの・・・


モ「それがあそこの甘味処だとよ！！看板娘のAちゃんがいる所！！


え？い、今何て？聞き違い、じゃ、ないよね？私のいる店？それ私が働く甘味処って事よね・・・
嘘・・・・


「！？今すぐ行かないと！！」


直ぐに駆けだした。途中で色んな人に声をかけられたがそれどころじゃない！！店長、皆・・・お客さん無事かな？総ちゃんは？神威は？晋助は？皆大丈夫なの！？


「っはぁっはぁっはぁ・・・・」








・









・








慌てて店に駆け付けた時は、もう店は業火に包まれていた。店長たちの姿がない！まさか取り残されてる！？助けないと！！


モ「ちょ、ちょっと待て嬢ちゃん！今行ったって助からないよ！！」


「離して下さい！！」


野次馬の一人が言う。それでも手も足も止まらない。


モ「店長も店員も中に取り残されたんだ！！人間があんな業火に勝てると思ってんのかい！？下がれ嬢ちゃん！！」


「嫌だ！！店長！！！！皆あああああ！！！！！」







・








・







日が暮れ始めた頃、店を包んでいた火は跡形もなく消えた。店の皆は、助からなかったそうだ。


「私・・・・・・・・・・・・・・ううっ・・・・・・・・・・・・・・・・・」


沖「A！！」


「そ、ちゃ・・・・」


神威「A大丈夫！？」


高「おい、無事だったか？」


「神威、晋助・・・・」


神威「えっと・・・その、無事でよかったよ。」


高「不運だったな・・・まさかこんな事になるなんてよ。」


沖「とりあいず、ずっとこんな所にいちゃあいけねえや。Aの家・・・って言ってもこんな時に一人になると人間には良くないって前聞いたし・・・」


神威「じゃあ、俺等の家で良くない？」


高「いいのか？野郎の住かに、しかも結構汚えぞ。」


「い、いいよ。私一人でも平気だし、そんな子供じゃあるまいしさ。わざわざ人の家に泊まる程でもないもん。」


沖「そうかい？なら、俺が送ってく。」


神威「あ、ずるい！俺も行く！」


高「俺も行かせてもらうぜ。」


「あ、でも」


沖「まいいや。さ、A行くぞ。」


「う、うん。」

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