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「…ひょ、兵頭くん…っ」
「あ?」
「う、」
「?」
気付けば、袋の中にあったクッキーは綺麗に無くなっていた。
…もう、無くなっちまったな。
無くなったところで、女子が話し掛けて来た。
ずっとクッキーにあった視線をそちらへ向けると、何故か、顔を真っ赤に染めた女子が。
どうかしたか、と声をかけようとしたら、いきなり、しゃがみ込んで叫んだ。
「嬉し過ぎて、死んじゃうので!!
勘弁して下さい…っ!!!」
その後、十座が何故か泣き出してしまった、その女子を宥めてる姿をたまたまやってきた担任に見られて、2人して顔を真っ赤にして恥ずか死ぬエンデングが待っている。
*
美味しいクッキーにありつけて大満足だった甘党男子
何これ、マジ上手い。
本当に上手い。
あ?なんで顔赤くしてんだ?
お、おい…!
何で泣いてるんだ!?
おい…っ!!!!
死んじゃった()家庭科部所属な女子
余ったとか口実つけて、本当は十座にクッキー渡したかった。
ギャップに一目惚れ。
え、あ…笑った…!
美味いって…笑っだ!!!泣
好ぎ!!!!!泣
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作者名:Lim | 作成日時:2019年4月7日 1時