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自分自身を保ち直すよう、乱されていた息を整え今まで出した事のないような大きな声で彼の名前を呼んでみた。
『エース‼』
今までAの大きな声など聞いた事の無かったエースは、流石に彼女の体に這わせていた手を止め、何かに気づかされるように彼女を見る。
「エース、落ち着いて。私の気持ちを……言葉も無いものにしないで……」
伝わっただろうか？
私の言葉はーー
エースに無事、届いただろうか。
たぶん……大丈夫。
さっきまで纏っていたエースのただならぬ空気感がいつもの彼のものに戻ってきているから。
「……悪い」
一言呟くと、エースはAを力強く抱きしめた。
「ごめん……ごめん！ そんなつもりじゃなかった……」
「はいはい。魔が差したって奴かな？」
素直に謝るエースは、なんだか飼い主に怒られた犬を彷彿とさせ、どうにもほっておけない。
Aはそんな思いの元、なんとか動く片手を彼の頭に乗せて、くしゃくしゃとその髪の毛を撫でつけてみる。
あ、思ったよりエース隊長の髪の毛、ふわふわだ。
ようやく戻りかけつつある平穏。
Aが小さく息を吐き出した直ぐ後に、エースは徐ろに口を開いた。
「魔、なんて差してねぇ〜よ。俺はAのこと、本当に好きだし心の底から欲しいと思ってる！」
そろそろ俺のものになれよ
強く進撃な眼差しがAに突き刺さる。
「それに俺……こんなチャンス逃すつもりはないぜ。今ここで無理矢理にでも、Aを俺のものにするつもりだ」
あー、潮時なのかもしれない。
自分の感情を誤魔化し続けるのにも。
エース隊長の想いを拒みつ続けるのにも。
これ以上は彼の瞳がそれを許してくれなさそうだ。
今、私の素直な気持ちを……彼に伝えるべき時な気がした。
「エース隊長……私は……！」
Aは意を決したように、エースに向かって言葉を告げようとした。その時、
「A！ お前、今日不寝番だったよな？ 悪い急患だ…………って、悪りぃ。俺、今邪魔した？」
ノックする事も忘れるほど慌てていたのか、サッチが思い切り医務室の扉を開け放ったのだ。
※※
なんと！
たいして誰も見ていないのに笑
続編に移行します‼
続編もこの話しの続きもよろしくお願いします。
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奏(Kanade)(プロフ) - マリコさん» リクエストありがとうございます。すみません、公式の方でチョッパーは人間の女の子に興味がない。と、なっているので、チョッパーと仲間のCP小説は想像ができなく、書くのが難しいです。何度もすみません。 (2019年6月14日 5時) (
レス) id: 9dfcc2ee40 (このIDを非表示/違反報告)
マリコ - ワンピース原作チョッパー&ロビンCP小説題名は『チ＜ロビン俺はお前が好きだ〉ロ＜私もよチョッパー〉』っていうそしてチョッパーがロビンに『好き』って気持ちを答えるお話を見せてください。奏さん (2019年6月13日 23時) (レス) id: a6fd094184 (このIDを非表示/違反報告)
Kanade(プロフ) - マリコさん» ご返信、ありがとうございます。すみません、初めに言ったようにこの3人が変愛感情に芽生えて発展していく。と、いう展開がどうにも想像できなくて...。前回の友愛で精一杯なんです。なのでそのリクエストにはお応えできません。本当にすみません。 (2019年2月8日 16時) (レス) id: 30b1d9cda3 (このIDを非表示/違反報告)
マリコ - Kanadeさん» え〜と、チョッパーがロビンに告白するって事でしょうかですね？はい、その通りです。Kanadeさん (2019年2月8日 16時) (レス) id: 1045ea89cf (このIDを非表示/違反報告)
Kanade(プロフ) - マリコさん» この前は、リクエストありがとうございました^ - ^ え〜と、チョッパーがロビンに告白するってことでしょうか？ (2019年2月8日 0時) (レス) id: 30b1d9cda3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏 | 作成日時：2018年11月5日 22時
