☆ ページ45
「マルコ隊長……なんなんでしょうか？ 今の耳障りな会話は」
「は、ははっ〜……、男なんてあんなもんだよい」
「……まぁ、それは分かってるつもりなんですけどね。その話しの元が自分だってのが妙に複雑なんです……」
「気持ちは分かるよい。アイツらの代わりに俺が謝るから、取り敢えずその遠い目を現在に戻してくれ」
マルコが自分の隣で口の端を引攣らせているのを見て、「ここは私が折れるべきか……」と、気持ちを立て直す事にした。
流石に一番隊の隊長様にこの気の使わせようは、自分の立場的にマズイ。そう判断したのだ。
「マルコ隊長……すみません。戻ってきたので、心配はご無用です」
「お前は武士かよい」
今度は苦笑いに顔を作り変えるマルコを見て、Aは、この人もほとほと苦労人だよなぁ〜。など呑気な事を考え始め、小さく笑みを作る。
そのAの顔を横目で見たマルコも、口の端をほんの少しだけ上げる。
「……ほんと、出来た奴だよい」とーー。
「それじゃあ、いきましょうか」と二人が中の方に足を進めようとした時、再び開始される隊長4人の会話。
「エースはよぉ〜、Aのどこに惚れたんだ？」
「……なんだよサッチ？ 急に真面目な顔して」
「いや、だって実際気になんだろ？ あのエースが女と何ヶ月も寝ないで1人の女を追い続けてるんだぜ？ そうまでして追い求める理由はなんなのか……」
サッチの言葉に、他の2人の隊長も余程答えが気になるのか前のめりになりながら、コクコクと首を縦にふる。
そんな3人の様子にエースは「うっ」と、若干ではあるが片方の口の端を痙攣らせ、自分自身も少しだけ身を後ろに引いた。
「…………顔」
「「「は⁇」」」
「だから顔だって！ 俺がAに惚れた理由。単純に一目惚れだよ〜」
「「「はぁぁぁ〜‼⁇」」」
下手に惚れた理由なるものを誤魔化して言ったところで、結局はバレてしまうだろうと思ったエースはAを好きになった理由を正直に話したのだが……
次の瞬間に待っていたのは、仲間たちからの大笑いである。
「エースが？ エースが一目惚れだって？」
「お前も意外と乙女な所あるんだな？」
「いや、まさかそんな理由だったとはなぁ〜」
みんなで同じような事を言うものだから、もう誰が何を言っているのか分からない状態だ。
それと同時にエースの中で「やっぱり、言うんじゃなかった」という怒りが、フツフツと込み上げてくる。
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奏(Kanade)(プロフ) - マリコさん» リクエストありがとうございます。すみません、公式の方でチョッパーは人間の女の子に興味がない。と、なっているので、チョッパーと仲間のCP小説は想像ができなく、書くのが難しいです。何度もすみません。 (2019年6月14日 5時) (
レス) id: 9dfcc2ee40 (このIDを非表示/違反報告)
マリコ - ワンピース原作チョッパー&ロビンCP小説題名は『チ＜ロビン俺はお前が好きだ〉ロ＜私もよチョッパー〉』っていうそしてチョッパーがロビンに『好き』って気持ちを答えるお話を見せてください。奏さん (2019年6月13日 23時) (レス) id: a6fd094184 (このIDを非表示/違反報告)
Kanade(プロフ) - マリコさん» ご返信、ありがとうございます。すみません、初めに言ったようにこの3人が変愛感情に芽生えて発展していく。と、いう展開がどうにも想像できなくて...。前回の友愛で精一杯なんです。なのでそのリクエストにはお応えできません。本当にすみません。 (2019年2月8日 16時) (レス) id: 30b1d9cda3 (このIDを非表示/違反報告)
マリコ - Kanadeさん» え〜と、チョッパーがロビンに告白するって事でしょうかですね？はい、その通りです。Kanadeさん (2019年2月8日 16時) (レス) id: 1045ea89cf (このIDを非表示/違反報告)
Kanade(プロフ) - マリコさん» この前は、リクエストありがとうございました^ - ^ え〜と、チョッパーがロビンに告白するってことでしょうか？ (2019年2月8日 0時) (レス) id: 30b1d9cda3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏 | 作成日時：2018年11月5日 22時
