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自分の行動を振り返り、ハタと気がつくように先輩を見れば、柔らかい笑みを浮かべたままだがその綺麗な瞳は、揺れていた。
ーーなに、やってんだよ！ 俺は‼
「先輩……すいません」
なんら体勢は変わってはいないが、一星から力が抜けたことが分かり、そっと彼の胸を手で押せば静かに自分の上から離れていく。
Aはベンチに押し付けられていた上半身を起こし、そっと一星の頭を撫でる。
「私は、大丈夫だよ。だから泣かないの」
「別に泣いてません！ それに、さっきは泣いて良いって言ってました」
「今は泣いちゃダメな時」
「勝手な人、ですね」
目尻を下げたまま不器用な笑みを作る一星を見て、Aは自身の方へと抱き寄せる。さっきの今で何故そんなことをしたのかAにもよく分からなかったが、そうしなければ一星がボロボロと音をたてて崩れていってしまいそうだったのだ。
「一星くん、ありがとうね。嬉しかったよ」
「慰めなんか要りませんよ……」
「本来の一星くんは、けっこう素直じゃないんだね。ありがとうの気持ちは本当だって！ ……でも、ごめんね。今は一星くんをそういう風に見ていない」
「……相変わらず、ストレートですね」
「でも、人の気持ちなんて変わるものだから。私が一星くんの事を好きになるかもしれない。その時はーー」
ーーその時は私の初めては、君にあげるよ
一星は、Aが見ていた空を今度は自分も同じようにみながら、最後に彼女が自分に告げたセリフを思い出していた。
あれは……ないよな。
なに1つ諦めがつかないじゃないか……。
やっぱり喰えない先輩だ。
「覚悟しててくださいよ！ 先輩ーー」
彼の言葉は静かな夜に溶け込むように、消えていった。
そんな一星の背中を合宿所の中に先に入っていたAは、優しく見守っている。
なんともたくましい後輩だ。と……そう思いながら。
しっかし、まさかあんな風に迫られるとはーー
内心なかなか焦ってはいた。
何事もなく終わったからいいようなものの、もう少し考えて行動すべきだっただろうか？
まぁ、いいか。
今日は彼の本来の姿を垣間見ることができたし！
あとは流れに任せるとしようか。
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奏(Kanade)(プロフ) - マリコさん» リクエストありがとうございます。すみません、公式の方でチョッパーは人間の女の子に興味がない。と、なっているので、チョッパーと仲間のCP小説は想像ができなく、書くのが難しいです。何度もすみません。 (2019年6月14日 5時) (
レス) id: 9dfcc2ee40 (このIDを非表示/違反報告)
マリコ - ワンピース原作チョッパー&ロビンCP小説題名は『チ＜ロビン俺はお前が好きだ〉ロ＜私もよチョッパー〉』っていうそしてチョッパーがロビンに『好き』って気持ちを答えるお話を見せてください。奏さん (2019年6月13日 23時) (レス) id: a6fd094184 (このIDを非表示/違反報告)
Kanade(プロフ) - マリコさん» ご返信、ありがとうございます。すみません、初めに言ったようにこの3人が変愛感情に芽生えて発展していく。と、いう展開がどうにも想像できなくて...。前回の友愛で精一杯なんです。なのでそのリクエストにはお応えできません。本当にすみません。 (2019年2月8日 16時) (レス) id: 30b1d9cda3 (このIDを非表示/違反報告)
マリコ - Kanadeさん» え〜と、チョッパーがロビンに告白するって事でしょうかですね？はい、その通りです。Kanadeさん (2019年2月8日 16時) (レス) id: 1045ea89cf (このIDを非表示/違反報告)
Kanade(プロフ) - マリコさん» この前は、リクエストありがとうございました^ - ^ え〜と、チョッパーがロビンに告白するってことでしょうか？ (2019年2月8日 0時) (レス) id: 30b1d9cda3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏 | 作成日時：2018年11月5日 22時
