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「私は……皆んなでサッカーをしたい！それだけでさぁ。豪炎寺さんや鬼道さんがまた戻ってきてくれるのを待ってるし、一星くんが居なくなるのも嫌なんだ」
「それって……ただ優柔不断なだけじゃないんですか？」
「今日の一星くんは随分、絡んでくるね〜。そういう一星くんも嫌いじゃないけど」
「質問に答えろよ‼」
思わず強い口調で放ってしまった言葉にハッとして、直ぐにいつもの「一星」に戻ろうとしたのだがAがそれを許さなかった。
「一星くん……、私は可愛い後輩の事を信じてるだけだよ。だから、私にくらいそのままの一星くんを見せてよ」
「信じてるって……そんなの詭弁だろ！あんたバカじゃないのか⁉」
「うん。たぶんバカなんだよ……」
「……また、たぶんかよ」
ふふっと、とても楽しそうに笑うAとは対照的に一星はどうにもならない苛つきと、それ以上の温かみが彼の中を支配し、滲み出てきそうになる涙を必死に耐えた。
そこに追い打ちをかけるかのように、ふわりと優しい何かが一星の頭に触れ、静かに上下する。
俯いていた顔を上げなくたって分かる。先輩が俺を撫でているんだ、という事くらいはーー
「よしよーし、悩め、迷え少年！ そうして成長するんだ！ そして……」
ーーどうしても辛くなったら、泣いたらいいよ。
この人は、いつも誰かの相談にのっている時はこんなに優しい声を出すんだろうか？
ささくれていく自分の心にスッと入ってくるような安心するその声に、確かに俺は酔いしれてしまっていた。
「先輩面、しないでくださいよーー」
そう少し震える声で強がって見たものの、俺のその声の震えも、未だに受け入れている頭を優しく撫でるその手を払いのけない態度も
「うん、ごめんね。気をつける……」
その全てから俺は彼女に見透かされているのだろう。
もしかしたら、俺の本当の目的もーー
「先輩は、なんで俺なんかにそんなに優しくするんですか⁉ ……同情ですか？」
「え〜、分かんないや。それ、答えいる？」
「なんだよそれ。いるよ！ 答え‼」
「じゃあ、目の前で誰かが苦しんでたら助けになりたいし、泣いてたら肩を貸してあげたいし、笑ってたら一緒に笑いたい。ただ、それだけ！ 私はそういう人になりたいだけ！」
「……宮沢賢治かよ！あんた‼」
「ははっ……。面白い事を言うね〜、君は」
くそっ〜！
やっぱり訳ワカンねぇー！ この人。
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奏(Kanade)(プロフ) - マリコさん» リクエストありがとうございます。すみません、公式の方でチョッパーは人間の女の子に興味がない。と、なっているので、チョッパーと仲間のCP小説は想像ができなく、書くのが難しいです。何度もすみません。 (2019年6月14日 5時) (
レス) id: 9dfcc2ee40 (このIDを非表示/違反報告)
マリコ - ワンピース原作チョッパー&ロビンCP小説題名は『チ＜ロビン俺はお前が好きだ〉ロ＜私もよチョッパー〉』っていうそしてチョッパーがロビンに『好き』って気持ちを答えるお話を見せてください。奏さん (2019年6月13日 23時) (レス) id: a6fd094184 (このIDを非表示/違反報告)
Kanade(プロフ) - マリコさん» ご返信、ありがとうございます。すみません、初めに言ったようにこの3人が変愛感情に芽生えて発展していく。と、いう展開がどうにも想像できなくて...。前回の友愛で精一杯なんです。なのでそのリクエストにはお応えできません。本当にすみません。 (2019年2月8日 16時) (レス) id: 30b1d9cda3 (このIDを非表示/違反報告)
マリコ - Kanadeさん» え〜と、チョッパーがロビンに告白するって事でしょうかですね？はい、その通りです。Kanadeさん (2019年2月8日 16時) (レス) id: 1045ea89cf (このIDを非表示/違反報告)
Kanade(プロフ) - マリコさん» この前は、リクエストありがとうございました^ - ^ え〜と、チョッパーがロビンに告白するってことでしょうか？ (2019年2月8日 0時) (レス) id: 30b1d9cda3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏 | 作成日時：2018年11月5日 22時
