133.先に言え ページ36
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『仲良くね。』と言うAにだけ緑茶を淹れてやり、赤井が作った肉じゃがを手にテーブルにつく降谷。
赤井は自分でコーヒーを淹れ、降谷の向かいのAの隣の席に座った。
降谷は、味は保証しますと言うAを信じて赤井作の肉じゃがを口に入れる。
零「(……美味い、だと？………何故だ！？
…この見た目や味からして料理音痴のAが一切の手を加えてないことは明らか…。……だからか？)」
『……降谷さん、なんかすごく失礼なこと考えてません？』
秀一「気にするな、honey。
君が醤油とブラックビネガーを間違えそうになったことは彼には秘密にしてある。」
『……たった今その秘密が明かされたみたいなんだけど。
だいたいなんでブラックビネガーなんて物が一人暮らしの家庭に存在するのか疑問です。』
零「…極めて一般的だよ。
そんなことより、……手は出してないだろうな？
この家では随分好き放題やってくれてたみたいだが。」
秀一「………ああ。…当然だ。
……あまり俺を見くびらないで頂きたい。
…俺にだって我慢のひとつくらいできるからな。」
零「……なぜドヤ顔なんだ。
………それならいいが。」
『…え？秀一さん。我慢なんてできたの？』
零「…。」
秀一「…君は俺を何だと思ってる？
今こうしている間も我慢しているというのに。
…だから頼むA。
そんなに物欲しそうな目で俺を見ないでくれ。」
『……見てないけど。』
零「A。そこは危険だ。僕の隣に来るか？」
『…ハロちゃんの隣に行くのでお構いなく。』
Aがハロの方へ行ってしまい、赤井とテーブルに取り残されてしまった降谷が高速で夕食を終え、片付けを始める。
零「…それにしても、厄介なことになったぞ。」
秀一「洗濯機が壊れてしまったことか？」
零「…………何故それを先に言わない？」
『秀一さん、あれですよ。
ベランダのセロリが枯れてる方じゃないですか？』
零「………だから何故先に言わないんだ？」
秀一「まったく。…仕方ないな。キャメルに連絡するか。」
零「おいやめろ！これ以上面倒を増やすな！
……僕は金輪際、奴の顔なんて見たくないんだよ。
もうあの日のような事は御免だからな。
……それより、
組織から命令されたAの仕事のことだ。」
『…え？もう、ですか？』
零「……ああ、君の初仕事は、殺しだよ。」
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Alice(プロフ) - 青い蝶さん» ありがとうございます！優しくて幸せです(^^)笑 (2020年8月27日 21時) (
レス) id: a006ba535f (このIDを非表示/違反報告)
青い蝶(プロフ) - Aliceさん» 大丈夫です！伝わってます (2020年8月27日 19時) (レス) id: 5063cf0137 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 青い蝶さん» コメントありがとうございます！そう思って頂けて嬉しいです(^^)！最大の敵が文字数ですので、書きたいことが書ききれず上手く伝わっていないことがあるかもしれませんが、読んで頂けて嬉しいです！ (2020年8月27日 18時) (レス) id: a006ba535f (このIDを非表示/違反報告)
青い蝶(プロフ) - Aliceさん» いつも沢山考えてくれているんですね (2020年8月27日 17時) (レス) id: 5063cf0137 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 零さん» いえいえ！ご指摘ありがたいですm(__)m文字数ギリギリまで書いてしまうので言葉足らずな部分が多くてすみません（ ; ; ）コメントとても励みになります！頑張ります♪ (2020年8月27日 8時) (レス) id: a006ba535f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリス | 作成日時：2020年8月10日 17時
