56.女子高生とポアロ�� ページ9
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透「奴に尾けられてると…気づいてたのか？」
『たぶん…3丁目あたりから。』
透「…料理教室のあたりだな。
何で何も対策しないんだ！(小声)」
『半信半疑だったんですよ！特に何をされたわけでもないですし！(小声)』
透「馬鹿なのか君は！」
『しぃー！！(小声)』
女子高生たちの耳にしっかり届いていたようで一斉にこちらに顔を向ける。
園子「え？ば、ばか？」
透「え、え〜と…、ば、バカンスですよ！！今度の連休Aさんをお誘いしてみようかなーと！」
『え！？えぇ、まぁ！お断りするところでしたけど！(…余計なことを！！)』
透「おい！(小声)」
蘭「あ、安室さん…？」
園子「…もしかして…。幼稚園児やJK、マダムまで全ての世代からモテモテの安室さんが彼女を作らないのって…！
Aさんという、彼女がいるから、じゃないでしょうね！？」
『ないない。ないです。』
透「ぼ、僕の片想いですよ！滅相もない！」
胸の前で手をぶんぶん振り否定する2人。
園子は面白そうに「へ〜え♪」と言い、
ストーカー(仮)は読んでいる本の隙間からその様子を伺っていた。
『そ、そんなことより、私、FBIのお兄さんについて聞きたいな！』
そう言って素早く空いていた世良と言う女子高生の隣に移動した。
真純「あぁ！いいよ！シュウ兄は…」
――――
逃げてしまったAの背中を皿を拭きながら見つめる安室。
園子「安室さん！
Aさんとバカンスに行きたいなら、協力するわよん♪」
透「え、ええ…。」
蘭「ち、ちょっと園子！」
園子「だぁってぇ。勿体無いじゃない！！
こんなイケメンがフリーなんて！！
昴さんにその気がないなら、安室さんに頑張ってもらって、美男美女をこのポアロで拝むのよ！
この園子様がキューピットを買ってでてあげようってわけ！」
？「ほぉー。それは本当ですか？」
―――――
少し前…
赤井side
秀一「…ほぉー。」
自分に盗聴されているのをわかっているAが、必死に安室君との関係を否定している姿を思い浮かべる。
可愛いなと思う反面、喧嘩するほど仲が良いとも取れる安室透とのやりとりに少しだけ妬ける。
しかもストーカーか…。
あまり近寄りたくない場所だが、迎えに行くか。
そう思い赤いSUBARUをポアロに向けた。
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Alice(プロフ) - kaoruさん» 嬉しいコメントありがとうございます！私も緋色の映画が待ちきれなくて、何とか赤井さんに愛されたい（笑）と思って作ってしまいました！楽しんで頂けると嬉しいです！ (2020年8月4日 0時) (
レス) id: a006ba535f (このIDを非表示/違反報告)
kaoru(プロフ) - はじめまして！緋色映画やるって聞いてからまた赤井さんに沼っている時に、この小説を見つけてしまって…。面白すぎて一気読みしました！！続きが気になりすぎます。応援してます、頑張ってください！ (2020年8月3日 23時) (レス) id: ecb16dd86f (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - レーナさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！(^^) (2020年8月1日 9時) (レス) id: a006ba535f (このIDを非表示/違反報告)
レーナ - めちゃくちゃ面白い夢小説発見☆続き楽しみにしてまーす！！！頑張れんこん！ (2020年7月31日 23時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリス | 作成日時：2020年7月30日 11時
