55.女子高生とポアロ ページ8
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結局なんやかんやあってポアロに着いたのは午後5時だった。
なんやかんやとは、盗聴器や発信器を持て持たないの攻防だった。
…結局両方もたされた。
秀一「君をタダで他の男の元にやるなんて考えられん。俺の気持ちを考えてみろ。」
なんて言われては素直に従う他なかった。
――――
チリンチリーン
梓「いらっしゃいま…。
あ！Aさん！カウンター空いてますよ。」
『梓さん、こんにちは。』
透「Aさん！先日はどうも。ご注文はどうします？ケーキセット、おすすめですよ。」
『じゃあそれで。』
？「あー！あなた！この間の！」
その声にテーブル席を振り向くと、
…誰だっけ？
蘭「あ、すみません。私、毛利蘭です！
この前新しくできたカフェでお見かけして…、私、コナンくんといたんですけど、覚えてますか？」
『あぁ！コナンくんの…おねぇ、さん？』
園子「違うわよぉ。あのガキンチョはただの居候。」
真純「誰だ？蘭くんの知り合いか？」
蘭「この前偶然会ったの。
昴さんの彼女さんですよね？」
『え？…昴さんはただの同居人だよ。兄みたいな存在なの。彼女に見えた？』
Aは悪戯っぽく微笑む。
蘭「すみません！仲良さそうだったので、てっきりお付き合いしてるのかと！」
すると割り込むようなタイミングでケーキが届いた。
透「…それはありませんよ。だってAさんには、好きな人がいるようですから。」
園子「えぇ！？
あんなイケメンと住んでて、他に好きな人！？
しかも兄しか見えないって…。
昴さんがお兄さんってだけで他に目移りできないわよ、普通！」
蘭「お兄さんといえば、世良さんにもお兄さんいるんだよね？」
園子「あぁ！FBIとかで殉職したって言う！」
真純「あぁ。シュウ兄って言うんだ！」
ガシャッとティースプーンを落としかけた。
FBI…シュウ兄？
いや、ないないないないないない。
真純「赤井秀一って言うんだ！」
ガシャンッ
今度はケーキのフォークを落とした。
まさか。
透「大丈夫ですか？」
『…えぇ。まぁ。』
透「意外とそそっかしいですね。」
と言ってフォークを拾ってくれたあむぴがこちらに顔を寄せる。
透「…おい。右斜め後ろの男。見覚えないか？
ほら、この前…。」
そちらに目をやらず答える。
『この前安室さんが私を尾行して一緒に入った料理教室にいましたね！』
透「？」
Aを盗聴しているであろう赤井に向けての説明だった。
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Alice(プロフ) - kaoruさん» 嬉しいコメントありがとうございます！私も緋色の映画が待ちきれなくて、何とか赤井さんに愛されたい（笑）と思って作ってしまいました！楽しんで頂けると嬉しいです！ (2020年8月4日 0時) (
レス) id: a006ba535f (このIDを非表示/違反報告)
kaoru(プロフ) - はじめまして！緋色映画やるって聞いてからまた赤井さんに沼っている時に、この小説を見つけてしまって…。面白すぎて一気読みしました！！続きが気になりすぎます。応援してます、頑張ってください！ (2020年8月3日 23時) (レス) id: ecb16dd86f (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - レーナさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！(^^) (2020年8月1日 9時) (レス) id: a006ba535f (このIDを非表示/違反報告)
レーナ - めちゃくちゃ面白い夢小説発見☆続き楽しみにしてまーす！！！頑張れんこん！ (2020年7月31日 23時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリス | 作成日時：2020年7月30日 11時
