97.怪盗1412 ページ50
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『ルナ・メモリアル？それをキッドが狙ってるの？』
コナン「うん。キッドが挑戦状に乗ってきたんだ。」
『…ねぇ。コナン君。それ、私も行きたい。』
コナン「……そーいうと思ってたよ。
…Aさん、怪盗キッド好きなの？」
哀「…あら、別にいいんじゃない？
四六時中あの人と一緒にいるよりも、たまには別の男の顔を見たってバチは当たらないと思うわよ。」
『さすが師匠！じゃ、博士、運転よろしく！』
昴「…おや、何処か行かれるんですか？」
コナン君たちが鈴木相談役に招待されていることを説明する。
哀「Aさんは行くみたいだけど、あなたも行きたいの？」
昴「いえ。私は遠慮しておきます。
怪盗の類には関心がないので…
もっとも…、物ではなく命を奪う輩には…
多少興味がありますが…。」
昴さんは意味深なことを呟き去って行った。
哀「もう夏なのに相変わらずのハイネック…」
博士「…ひ、冷え性なんじゃろ。」
―――――
図書館に着き、博士が絡繰箱を開けようと奮闘しているのを横目にAはある人物を目で探す。
哀「…まったく。博士の手ボロボロじゃない。
だから言ったのよ。博士には無理だって。
…あなたも、お目当の男は見つかったの？」
『…まだ、全然。』
そうしているうちに毛利探偵たちが集まってきて絡繰箱の説明を受ける。
説明なんてそっちのけで彼らを注意深く観察していると、どこからか聞き覚えのある声が聞こえてきた。
昴「アデュラレッセンス…。
その特殊効果が見られるブルームーンストーンは価値が高い。
しかもその大きさなら…
確かに三水吉右衛門の絡繰箱と釣り合うかもしれませんね…。」
『…あれ？興味ないんじゃなかったんですか？』
昴「…どうにも気になってしまって。
…あなたのことも心配ですし。」
『…子供じゃないのに。』
昴「だから、ですよ。」
――――
1万冊もの本の中から探し物をしなければならないらしく、昴と哀ちゃん以外はトイレに行ってしまった。
一連の会話や仕草から昴はキッドではないと判断したAもその部屋をあとにする。
哀「…止めなくていいの？
彼女が別の男にうつつを抜かしてるから着いてきたんじゃないの？」
昴「Aさんが
危険な事に首を突っ込まないかは心配ですが、
浮気の心配なら、全くしていませんよ。
彼女を手懐けられるのも…満足させられるのも、
私しかいませんから。」
哀「凄い自信ね」
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Alice(プロフ) - kaoruさん» 嬉しいコメントありがとうございます！私も緋色の映画が待ちきれなくて、何とか赤井さんに愛されたい（笑）と思って作ってしまいました！楽しんで頂けると嬉しいです！ (2020年8月4日 0時) (
レス) id: a006ba535f (このIDを非表示/違反報告)
kaoru(プロフ) - はじめまして！緋色映画やるって聞いてからまた赤井さんに沼っている時に、この小説を見つけてしまって…。面白すぎて一気読みしました！！続きが気になりすぎます。応援してます、頑張ってください！ (2020年8月3日 23時) (レス) id: ecb16dd86f (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - レーナさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！(^^) (2020年8月1日 9時) (レス) id: a006ba535f (このIDを非表示/違反報告)
レーナ - めちゃくちゃ面白い夢小説発見☆続き楽しみにしてまーす！！！頑張れんこん！ (2020年7月31日 23時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリス | 作成日時：2020年7月30日 11時
