75.後悔させてやりますよ ページ28
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降谷さんに血税の大切さをしっかり説いた後、
工藤邸に帰宅し、ガチャとリビングの扉を開ける。
秀一「おかえり。どうやら上手く乗り切ったようだな。」
『…大変でしたけどね。いろいろと。』
そう言って数十分前のことに思いを馳せる。
―――――
零「……クッ…！」
血税だと指摘した私にぐうの音も出なくなった降谷さん。
私は更にマジレスを畳み掛ける。
『…それに降谷さん、コナン君に言いましたよね？
恋人はこの国だって。』
零「…！一体それをどこで！？」
『血税の無駄遣いは国民、…いや、この国を冒涜することと同じですよね？』
私は更にマジレスを続ける。
『降谷さんが公安として頑張ってくれているから私たちはこの国で安心して暮らせてるんです。
降谷さんも赤井さんが密かに大好きなのはわかりますけど、そんなくだらない意地の張り合いで、国民の苦労を無駄にするなんてこと、降谷さんならしませんよね…？』
零「………当然だ。」
そして、「まだ君を諦めたわけじゃないからな」と言う降谷さんが工藤邸まで送ってくれたのだ。
そして今に至る。
秀一「……それは、……すまん。」
なんの謝罪かわからないけど、取り敢えず受け取ることにして、赤井さんが作りすぎたカレーをきっちり頂いた。
―――――
一方FBI側、
ジョディ「…なんでシュウはあの子が絡むとあんな馬鹿にになっちゃうのよ！？」
昔はあんなんじゃなかったのに！と憤るジョディ。
キャメル「…まぁまぁ。ジョディさん落ち着いて…。」
赤井が絡むと久しぶりにご主人に会えた犬状態になってしまうキャメルは、それ以上のことは言えない。
ジェイムズ「…しかし、彼女と一緒に住むようになって、彼も変わったよ。
報告書の提出が、3倍早くなったんだ。」
ジョディ「えぇ！？あのシュウが！？」
ジョディ「書類のことになると、いつも、
「…こいつは、些か俺の性には合わないんでね…。」
なんて言って3日は絶対に手をつけない、あのシュウが！？」
ジェイムズ「…あぁ。なんでも、
「後悔させてやりますよ。
(彼女との時間奪うこの書類を)血の涙でね。」
…だそうだよ。」
やりとりを聞いているキャメルは目をキラキラさせ、さすがです！赤井さん！と顔で訴えてくるのだった。
――――
秀一「…。」
しきりに鼻をかむ赤井さん。
風邪ですか？
と聞くと、
君の看病が必要だ
と言われる。
私はそれを無視することにした。
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Alice(プロフ) - kaoruさん» 嬉しいコメントありがとうございます！私も緋色の映画が待ちきれなくて、何とか赤井さんに愛されたい（笑）と思って作ってしまいました！楽しんで頂けると嬉しいです！ (2020年8月4日 0時) (
レス) id: a006ba535f (このIDを非表示/違反報告)
kaoru(プロフ) - はじめまして！緋色映画やるって聞いてからまた赤井さんに沼っている時に、この小説を見つけてしまって…。面白すぎて一気読みしました！！続きが気になりすぎます。応援してます、頑張ってください！ (2020年8月3日 23時) (レス) id: ecb16dd86f (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - レーナさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！(^^) (2020年8月1日 9時) (レス) id: a006ba535f (このIDを非表示/違反報告)
レーナ - めちゃくちゃ面白い夢小説発見☆続き楽しみにしてまーす！！！頑張れんこん！ (2020年7月31日 23時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリス | 作成日時：2020年7月30日 11時
