王様の妹、メガネくんの彼女

ちょっとした勘違い　＊ ページ8

影山Aside








『ひぃっ…』









今度こそ怖い人だ。





そう感じて、飛雄の背中に飛び付く。









「え、あ、ぅ、…また怖がられられた……。」





「黙れ、ひげチョコ。」




「あー、ごめんな？旭が怖がらせた見たいで。」









優しそうな声に、顔を埋めていた飛雄の肩からそっと顔を上げれば、色素の薄い髪と泣きボクロが特徴的な先輩









男なのに、ふわふわ笑うその姿は





『女子力高そぅ…(ﾎﾞｿｯ』






「えっ？」








『あ、いやっ。なんでも、ないですつ!!』









慌てて両手を顔の前でブンブンと振る。









「ところでよー。影山のどこが好きなんだ？」






へ…？









突然、投げ掛けられた質問







そちらを見れば、他の人より低めの身長にメッシュの入った前髪が特徴的な男の人









先輩、だよね….?









多分、何か勘違いしてません？




＿＿＿＿＿

順位更新ありがとうございます！

双子　☆→←知り合い、です。 ＊

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す