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「格好いいだって?これが?」


僕は嘴で二回ほど紅い羽をつついた。
青い鳥は、怪訝そうに尋ねる僕に向かって嬉しそうに頷いた。


「僕、青い羽がコンプレックスなんだ。君みたいな紅くて綺麗な羽が羨ましくて仕方なかったんだよ」

苦笑いしながら話している青い鳥に僕は驚いた。なんでそんな風に綺麗な羽が嫌なのだろう。



「そんなに艶のある羽なのにかい?」
「うん」

青い鳥は羨ましそうに僕の羽を見つめながら自分の羽をさすった。



「僕も自分の羽がコンプレックスだったんだ」
「君もかい?」


驚いたように青い鳥が声をあげた。



「じゃあ、僕達反対の羽の色だったらよかったんだ」
「そうだね。それがよかったんだ」


僕と青い鳥は笑いながら言った。お互いの羽をこすりつけながら。




隣の芝生は青い

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haru☆(プロフ) - 赤菊 藍さん» 応援します。頑張ってください! (2019年8月15日 19時) (レス) id: 8a171a65b4 (このIDを非表示/違反報告)
赤菊 藍(プロフ) - haru☆さん» 独創的な世界観出てましたかね……気に入って頂けたら嬉しいです!創作意欲を掻き立てられました。これからも頑張ります! (2019年8月15日 19時) (レス) id: 729a63d6a3 (このIDを非表示/違反報告)
haru☆(プロフ) - 間違えました、すみませんm(_ _)m消しておいてください。 (2019年8月15日 19時) (レス) id: 8a171a65b4 (このIDを非表示/違反報告)
haru☆(プロフ) - 独創的な世界観に惹かれました!その表現力と語彙力、少し分けて欲しいです…。 (2019年8月15日 19時) (レス) id: 8a171a65b4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤菊 藍 | 作成日時:2018年8月25日 23時

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