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番外編 【リクエスト】 ページ2




一体私が何をしたというんだ。いや。私は何もしていないはずだ。


ならば何故私の頭に猫耳が生えている。


触ると、もふと柔らかい感触が手一杯に広がる。要するに気持ちがいい。引っ張ってみると、目から鼻水が出てくるくらいには痛い。そーっと触ってみると体が飛び跳ねるほどくすぐったくなった。

・・・神経が繋がった!?



「ジーザスゥゥゥ!!!!」


兎に角叫んだ。



おお。神よ。ありがとう。非番な日に猫耳を生やしてくれて。出社しなくてはいけなかったら私は確実に泣いていた。



「はあ・・・今日は取り敢えず外に出ずにゆっくりして過ごそう。」


溜息を吐き、何時人が来てもいいようにフード付きのパーカーを着た。


先程郵便ポストから取って来た広告なんかを見ながらゆっくりしよう。




手紙やらなんやらの中から一通のチラシを見つけた。そこには、『二十四日・二十五日限定フルーツ特大増量パフェ』と『お持ち帰りも可!二十五日限定イチゴクレープ』と書かれたものがあった。


生憎今日は二十五日。明日になったらもう売っていない。



「これは・・・・・・是非食べたい!」


そんなに見つめたら穴が開く。と言っても過言ではない位にチラシを見つめた。



「よし!行こう!!!」


こうして、私の「外に出ない」という言葉は無かったことにし、パフェとクレープを食べに行く支度をした。


帽子かぶっときゃいいだろう。と、この時の私は神を甘く見ていた。



____

__

_




見事パフェとクレープをゲットし、席に着こうとしたがどこの席も人がいっぱいだ。


ここのお店は席と席の間が離れてるなあ。なんてのんきなことを考えている暇はない。



困ってきょろきょろしていたら、「あの、ここどうぞ。相席でよければっすけど」と声を掛けてくれた人が居た。生憎、帽子を深くかぶりすぎてその人の顔を見ることが出来ないが、正直女神かと思った。




「ありがとうございます!」


そう言って座ることにした。


パフェを机に置き、クレープをその人の前に差し出した。


「どうぞ!」


番外編2→←姐さんと言う名の女神



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孤児ギン(プロフ) - 赤菊 藍さん» え、貼ってくださるのですか!?もちろんどうぞ!とても嬉しいです!(元漆黒の天使鬼気です) (2018年12月18日 18時) (レス) id: fd17ce3ff7 (このIDを非表示/違反報告)
赤菊 藍(プロフ) - 漆黒の天使鬼気さん» ここで質問なのですが、今連載している章が終わるといつものように表紙絵を貼るのですが、漆黒さんの絵を表紙絵にしても宜しいでしょうか?あまりにも可愛いので載せたいのですが…… (2018年12月18日 17時) (レス) id: cc808b1622 (このIDを非表示/違反報告)
赤菊 藍(プロフ) - 漆黒の天使鬼気さん» 突然すみません。以前頂いたイメ画をどうしても載せたくて色々調べた結果、載せることが出来ました。遅くなってしまい、本当に申し訳ありません。とっても素敵な絵を描いて下さりありがとうございます。「可愛いっ!」と思わず声をあげてしまいました。 (2018年12月18日 17時) (レス) id: cc808b1622 (このIDを非表示/違反報告)
赤菊 藍(プロフ) - 漆黒の天使鬼気さん» 漆黒さん!いえいえ、こちらこそ何時もコメントと観覧ありがとうございます。明日くらいに続編へ行きますが、どうか中山ちゃんと立原さんを見守っててやっててください。 (2018年10月26日 22時) (レス) id: 729a63d6a3 (このIDを非表示/違反報告)
漆黒の天使鬼気(プロフ) - 本当に素晴らしいです!毎度毎度ありがとうございます! (2018年10月26日 22時) (レス) id: e9d5dcb395 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤菊 藍 | 作成日時:2018年8月7日 20時

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