検索窓
今日:24 hit、昨日:2 hit、合計:16,411 hit

姐さんと言う名の女神 ページ1



脳内がショート寸前なんですが・・・


えと・・・今私は姐さんに触れられていると。しかも褒められていると。

私は前世に余程良い事をしたのだろうか。



「え・・・あの・・・」

「嗚呼。見れば見るほど愛いのう!」


何ですか何ですか。私が愛い?勘違いでは?



「え・・・あ・・・嬉しいです。」

心の声的な物が漏れてしまった。


その直後、突然ギュッと抱きしめられた。


「っへ!?」

「ああ愛らしい・・・」


視界は薄暗くなった。花の香りのようなとても良い匂いがした。



「お主、その様子じゃと鷗外殿の誘いを断ったのじゃろ?」

「え・・・あ、はい。」


コミュ障全開で答える。



「惜しいのう。もしマフィアに入ったなら確実に出世できる力を持っているじゃろうに」

「はあ・・・」


淡々と話が進んでいくが、話の真意が解らずにただ姐さんの話を聞くことしかできなかった。



「お主と敵対するのは少々気が引けるが・・・プライベートなら鷗外殿も了承してくれるじゃろう。お主、携帯は持っておるか?」

「あ、はい。」


スマホを見せる。

姐さんは、初めて見るスマホに首をかしげていた。



「あ・・・多分もうそろそろ発売されるものです。普通の携帯でも連絡も取り合えますので。」



そう言うと、姐さんは嬉しそうに何か書いてある紙を差し出して言った。



「そうか。なら安心じゃな。これは私の連絡先じゃ。何かあったら連絡するがよい」



そう言って私の手に紙を渡してくれた姐さん。



「あの!初対面なのになぜここまで・・・!」



姐さんを見上げて言うと、姐さんは微笑んで言った。



「私にも理由は解らぬが、お主を感覚的に気に入ったんじゃ。それだけでは不満か?」


「いえ!」


番外編 【リクエスト】→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
35人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

孤児ギン(プロフ) - 赤菊 藍さん» え、貼ってくださるのですか!?もちろんどうぞ!とても嬉しいです!(元漆黒の天使鬼気です) (2018年12月18日 18時) (レス) id: fd17ce3ff7 (このIDを非表示/違反報告)
赤菊 藍(プロフ) - 漆黒の天使鬼気さん» ここで質問なのですが、今連載している章が終わるといつものように表紙絵を貼るのですが、漆黒さんの絵を表紙絵にしても宜しいでしょうか?あまりにも可愛いので載せたいのですが…… (2018年12月18日 17時) (レス) id: cc808b1622 (このIDを非表示/違反報告)
赤菊 藍(プロフ) - 漆黒の天使鬼気さん» 突然すみません。以前頂いたイメ画をどうしても載せたくて色々調べた結果、載せることが出来ました。遅くなってしまい、本当に申し訳ありません。とっても素敵な絵を描いて下さりありがとうございます。「可愛いっ!」と思わず声をあげてしまいました。 (2018年12月18日 17時) (レス) id: cc808b1622 (このIDを非表示/違反報告)
赤菊 藍(プロフ) - 漆黒の天使鬼気さん» 漆黒さん!いえいえ、こちらこそ何時もコメントと観覧ありがとうございます。明日くらいに続編へ行きますが、どうか中山ちゃんと立原さんを見守っててやっててください。 (2018年10月26日 22時) (レス) id: 729a63d6a3 (このIDを非表示/違反報告)
漆黒の天使鬼気(プロフ) - 本当に素晴らしいです!毎度毎度ありがとうございます! (2018年10月26日 22時) (レス) id: e9d5dcb395 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:赤菊 藍 | 作成日時:2018年8月7日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。