私と8人の兄

4.　散髪 ページ5

帰り道＿






「私、髪切りに行くからー、ばいばい」






夏「ほいよー」







＿＿






「お邪魔！」






臣「邪魔するなら帰れー笑」





「臣くんはお客様に集中しなさい」





臣「あ、すみません」





客「大丈夫でーす(ﾒﾛﾒﾛ」






お客様、目がハートになってますよ






「敬浩さーん」





敬「ﾋｮｺｯあ、（人１）じゃん」





「髪切ってー」






臣「敬浩さん、金は俺の給料から抜いてください」






「それはありがたいけど、遠慮する」






臣「なんで」



「臣くんのお金は臣くんの。私のお金は私の。ってことで、私が払う」






敬「君ら毎回言ってるけど、お金いらないってば」






「いや、もうそれは本当に申し訳ないっす」
臣「ないっす」





敬「だからいいってば笑臣はお客さんに集中しなさい笑」






臣「はい笑」






敬「んで？今日はどうする？」






私の髪に優しく指を通しながら聞いてくる






「ボブがいいな。後、少し茶色に染めてくれない？」






敬「んー。じゃあ待ってて」






「はーい」






さっきからお客さんがちらちら見てくる






客「どちらかの彼女さんですかー？」




「いえ笑臣くんの妹です笑あと、私中３ですよ？笑」






客「え！？そうなの？大人っぽいから高校生かと笑」






「なんかありがとうございます笑」






客「それにしても仲いいよね」





「いやもう、こいつがシスコンなだけですから笑」
臣「こういう時だけこいつ呼びやめてくんね！？てかシスコンじゃねぇし！」






「嘘つけ。敬浩さんに聞いてみろ」





臣「ぜひとも笑」






すると、敬浩さんが戻ってきた






敬「おまたせー」




「ねぇねぇ、急で悪いけど、臣くんってシスコンだよね？」
敬「うん」←即答





「ほーらやっぱりぃぃ！」






臣「そ、即答.........」




「いや、別にいいんじゃね？嫌われるよりはまし」






臣「好き」
「キモイ」





客「笑笑」





「高校生ですか？」





客「うん、そうだよ？鈴蘭高校だよー」





臣「うお！涼太とかと同じじゃん！」






客「え？知ってるんですか？」






臣「俺の弟です笑」
「私の兄です笑」





客「え？じゃあ、龍友先輩と玲於くんと隼くんと兄妹......？」





臣「はい、他にもまだいますよ笑」





「笑」






敬「とにかく（人１）は座ってくれ笑」




「あ」←





それからは4人でたくさん話しましたとさ

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