純白の桜～FF編～ (ページ44)

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41．説得力ページ44

A「守、氷使って！」

円堂「ありがとう！やったな！みんな！」

風丸「っ円堂…?!」

染岡「何がやっただよ、コテンパンじゃねぇか」

円堂「でも、あんな強い奴ら相手に同点なんだぜ？俺は後半もゴールはゆるさない！そして、イナズマ落としを決めて勝つんだ！！」

壁山「…俺をDFに戻してください、」

壁山が弱い声でそういった

円堂「っ壁山！」

壁山「ダメなら交代させてください……。俺にはイナズマ落としは出来ないっす、これ以上ボールをあげてもらっても、」

円堂「いいや！ディフェンスには戻さないし交代もさせない！高いところがダメって言いながらも特訓してきたじゃないか！精一杯やった努力は無駄にはならないよ！きっと身を結ぶさ！だから何度でもお前の所にボールを出し続ける！いいな？！」

壁山「俺は……」

A「じゃあ負けてもいいの？」

Aが突然口を開いた

A「イナズマ落としが決まんないと……負けるよ？」

秋「Aちゃんっ、、」

A「守だけじゃない…。ここにいる、全員が壁山のことを信じてる。本気で、」

壁山「……」

A「本気の気持ちには、本気で答えなよ」

いつもは優しい言葉をかける彼女だが、今はそんな彼女を感じさせないぐらい、Aの目は本気だった

そして、彼女の言葉にはどれも説得力があった