27．名前 ページ30
A「ん？悠馬、眠いの？」
Aの膝の上にいる悠馬は、眠いのか目を擦りながら頷いた
円堂「そろそろ帰るか、」
「「ご馳走様でした〜」」
日はすっかり落ちていて、あたりは暗くなっていた
風丸「俺たちこっちだから」
A「じゃあまた明日だね！」
円堂「じゃあな〜！」
円堂と風丸は二人と途中で分かれた
豪炎寺「家どこだ？送ってくよ」
A「でも、豪炎寺も遅くなっちゃうんじゃない？」
豪炎寺「女子一人が遅くまで出歩いてるのは危ないだろ？」
A「そっか、じゃあお言葉に甘えて送ってくもらおうかな♪」
豪炎寺はAを家まで送ることに
A「ねぇ、さっき言ってたイナズマイレブンって何？」
豪炎寺「40年前に雷門中にあった伝説のサッカーチームらしい。円堂のじいさんが監督だったんだ」
A「へぇー、イナズマイレブンか…。守のおじいさんって、どんな人なんだろう？」
彼女は夜空を見ながらそういった
豪炎寺「円堂と似て、サッカーバカだったりしてな」
A「かもね；あっ、ここだよ。私の家」
Aは家の前に着くと、豪炎寺の方を向いた
A「ありがとう。送ってくれて」
豪炎寺「気にするな、じゃあおやすみ」
A「おやすみ、またね！豪炎寺」
と、Aは鍵を開け家の中に入ろうとするが、豪炎寺に呼び止められた
A「どうしたの？」
豪炎寺「…名前．．．」
A「名前？」
豪炎寺「俺も、名前で呼んでくれないか？」
豪炎寺は口元を隠しながらそういった
A「…いいよ、修也♪」
豪炎寺「！」
A「おやすみなさい」
と、玄関の扉が閉まった
豪炎寺「…破壊力、ありすぎだろ．．．///」
豪炎寺はというと、顔を真っ赤にしてしゃがんでいた
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作者名：メロン娘 | 作成日時：2020年5月15日 21時
