21．電話 ページ24
A「やっと寝た…」
悠馬を寝かしつけた後、電気のついてない真っ暗なリビングに向かい、電話をかけた
A「夜遅くにすみません。木之本です」
？「久しぶりだなA。この間の試合、拝見させてもらった。流石だな、純白の女神」
A「あなたが見たかったのは豪炎寺の実力ですよね？"影山さん"」
影山「フッ、それでお前の要件は」
もう分かっている、かのようにAに尋ねた
A「私を、FFの特例選手として推薦して欲しいんです。推薦していただければ、私は全国大会からなら参加出来るんですよね？」
影山「やはりそう聞いてきたか。あぁ、その通りだ。だが、私ならお前を全国大会からならではなく、予選から出場させることだってできる」
何故だ、とAに尋ねる
A「私が予選から出場すれば、雷門は帝国の脅威となる。そして、あなたが何かをしかけてくるかもしれない。そう思ったんです」
影山が言葉をはなつ前に、Aが、ですが…と言った
A「私が居なくても、雷門は帝国に匹敵するぐらいまで強くなると思ってます。」
影山「ほーう、偉く気に入ってるんだな。我が帝国にあの雷門が匹敵すると、」
A「影山さんだって薄々思っているはずです。邪魔な芽は早めに摘むべき、と．．．。これはあなたの口癖ですよね？」
影山「フッ、FFの件、早速取り掛かる」
A「お願いします」
ピッと、電話を切った
A「ふぅ…。早速明日、守達に報告かな♪」
暗い部屋の中で、彼女の瞳だけが美しく光っていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 47人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：メロン娘 | 作成日時：2020年5月15日 21時
