純白の桜～FF編～ (ページ23)

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20．大逆転ページ23

一方サッカー部は．．．

円堂「そういえば、あの監督が変な呪文を言ってからだよな？尾刈斗中の動きが変になったのは」

秋「じゃああの呪文に秘密が？」

んー．．．と円堂は頭を悩ませる

円堂「とにかくボールをとったらすぐにFWに回すんだ！得点差は一点差！まだまだこれからだ！」

「「おう！！」」

だが、豪炎寺だけはまだ何かを考えていた

ピイィィ！！

雷門からのキックオフで後半が始まったが、豪炎寺は後ろにいる少林寺にボールをまわした

染岡「なっ、！」

円堂「なんでファイアトルネードを打ちにいかないんだよ！！豪炎寺！」

豪炎寺「闇雲に攻めたって勝てる相手ではない……まだだ、まだ早いんだ、」

染岡「クソっ、腰抜けがっ！来い、少林！」

それから染岡を中心に仲間割れをし始めた

そして再びゴーストロックでゴール前まで攻め込まれる

円堂「マーレマーレマレトマレ．．．マーレ、マーレ．．．」

円堂は尾刈斗中の監督を見ながら口の動きを真似していた

円堂「トマレ．．．止まれ?!そうか！！ゴロゴロドッカーン！！」

「トドメだ、ファントムシュート！！」

円堂「(動ける！でも、間に合わないっ、だったら)熱血パンチ！！」

「何っ?!」

風丸「円堂っ、お前…」

円堂「凄いだろ！俺の熱血パンチ！」

風丸「あぁ！…じゃなくて、なんで動けてるんだよ？」

と、円堂はゴーストロックの正体を話し始めた

そして、染岡のドラゴンクラッシュと豪炎寺のファイアトルネードが合わさり、新たな技となりゴールに突き刺さった

A「ほら、大丈夫って言ったでしょ？」

鬼道「フッ、」

佐久間「いいのか？最後まで見ていかなくて」

鬼道「既に結果は見えている。じゃあな、純白の女神」

A「！！．．．」

少し驚いた後、帰っていく二人に手を振っていた

再びグラウンドの方に目を向けると、ドラゴントルネードで逆転していた

悠馬「大逆転だね！」

A「そうだね！私達も帰ろっか」

悠馬「うん！」

Aと悠馬は手を繋ぎ帰って行った