19．魔法 ページ22
尾刈斗中との練習試合当日
A「見える？悠馬」
悠馬「うん！ありがとう！」
Aは門のところから試合を見ていた
悠馬「このお兄ちゃん達だーれ？」
A「彼はこの間雷門に試合に来てた帝国の鬼道お兄ちゃん。そして、こっちの彼は私の幼なじみの佐久間お兄ちゃん」
佐久間「よろしくな」
佐久間はAの腕の中にいる悠馬に優しく話しかけた
A「二人ともサッカーすっごい上手なんだよ！！」
悠馬「へぇー！！」
鬼道「サッカーに興味があるのか？」
悠馬「うん！！僕、サッカー大好き！」
と、目をキラキラさせる悠馬
A「あっ、点決まっちゃった」
楽しい会話の水を差すように、尾刈斗中に点を奪われた
悠馬「ねぇ、なんでみんな動かないの？」
A「…動かないんじゃなくて、動けない」
佐久間「？」
A「あれ、催眠術だよね？鬼道、」
鬼道「フッ、お前も分かったか」
悠馬「お姉ちゃん、僕にも教えて？」
笑顔でうん、と頷き解説を始める
A「あの男の人、マーレマーレマレトマレって言ってるでしょ？あれはね、目と耳に魔法をかけてるの。だから、守達の目にはフォーメーションがゴロゴロ変わったりしてるの」
悠馬「魔法？へぇー！」
魔法という言葉にさらに目を輝かせる悠馬
佐久間「逆転されたな」
A「みんななら大丈夫だよ。豪炎寺は何となく掴めてると思うし」
と、目があった豪炎寺と手を振り合うAを見て、佐久間は少しムスッとしていた
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作者名：メロン娘 | 作成日時：2020年5月15日 21時
