姫が十人 ページ11
彼(ぶるっく)は一瞬だが顔を歪めそして、また笑顔に戻った。
br「アハハ〜!w
ごめんごめん!」
『あっ…いえ、私の方こそ声を荒らげてしまって…』
そう言って頭を下げる。
すると頭に違和感があり顔をあげぶるっくさんを見ると私の頭に手を乗せていた。
『な、なっ…』
きり「おいぶるっく!Aが驚いて固まってる!」
br「え?あ〜〜!!ごめん!w」
笑いながら頭に乗っかっている手をどかす。
『〜〜っ!!
ロボロさん!行きましょう!』
rb「ぅえ!?
ちょっ、姫さん!」
ロボロさんの腕をつかみ部屋から出ていく。
『で!お部屋は何処ですかっ!』
rb「ちょちょお!姫さん!そんな慌ててどしたん?」
ピタリと歩みを止める。
『………です』
rb「ん?なんて?」
顔を覗き込んで来るロボロさん。
『で、ですから、その、殿方にあまり頭を撫でられる事がないから恥ずかしいんです』
顔に集まっている熱を冷ますように手を頬に持っていく。
すると目の前で驚いた顔で固まったかと思えば大きい声でお腹を抱える程笑っていた。
rb「ハハハッ!あ〜笑ったわ〜笑」
『な、何故ですか!わ、笑う必要ありました?』
rb「いやぁ〜姫さんも案外可愛ええんやなって思ってな笑」
『え?』
更に顔に熱が集まるのが分かる。もしかしたら身体中の熱が頬に行ってしまったかのような感覚。
その反応を見るとまたロボロさんは楽しそうに笑う。笑ったかと思えば先程ぶるっくさんが撫でた時より激しくわしゃわしゃっと頭を撫でられた。
何故か太陽に照らされたその笑顔にドクンッと胸が高鳴った。
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ロア(プロフ) - スランプ状態はどうやっても仕方ないと思います。私はこんな感じの作品を初めて見て初めてハマったので投稿楽しみにお待ちしております!頑張って下さい! (2020年7月2日 20時) (レス) id: 3e14c92957 (このIDを非表示/違反報告)
低浮上人(プロフ) - はえー、神ですわ。更新楽しみに待っとります! (2019年4月17日 19時) (レス) id: 4b31e3f032 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2018年6月17日 16時