6話 ページ6
彼と話した数日後。
くろくんが部活を辞めた。それを皆に問い詰めた。皆は仲間だと思ってたから色々話せた。なのに…
「お前は桃井みたいな才能なんてないんだから辞めたらいいじゃないか」
「そうだな。お前いらねぇよ」
「今まで役に立っていたことがあったのか?…早くいなくなるのだよ」
「…Aちんいつもお菓子くれるけど〜試合とかで余計な口出ししてきてウザイんだよね〜捻り潰していい?」
「…早くいなくなった方がいいっすよ」
その言葉を聞いた瞬間プツリと体の力が抜ける。
「Aちゃん!!!」
桃ちゃんが駆け寄ってくる。
『…もういいや』
頬を涙が濡らすがそんな事を気にせずに桃ちゃんと入れ替わりにその場から居なくなる。
桃ちゃんとのすれ違いざま守れなくてごめんと謝って。
外に出ると私の心を表すかの様に土砂降りの雨が降っていた。
もう私の帰る場所なんてどこにもない。
ふらふらと歩き知らない公園に出る。
歩き疲れたため公園の中のベンチに座り込む。
もうどうすればいいのかよく分からなかった。
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のん@天使から墮天使(プロフ) - 面白いです!色々あるかと思いますが、頑張ってください!続きを楽しみにしています! (2019年8月11日 23時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - キハルさん» コメントの返信遅くなってごめんなさい!ありがとうございます!嬉しいです!なるべく更新できるよう頑張りますっ! (2019年7月16日 21時) (レス) id: c2d1e9cb30 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 晴菜さん» 返信遅くなってすみません!!なるべく早く更新できるよう頑張ります! (2019年7月16日 21時) (レス) id: c2d1e9cb30 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ルイさん» コメント返信遅くてごめんなさい!ありがとうございます!頑張ります! (2019年7月16日 21時) (レス) id: c2d1e9cb30 (このIDを非表示/違反報告)
キハル - めてゃくちゃ楽しみにしています。 (2019年7月8日 14時) (レス) id: 6302cd8906 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2019年6月15日 1時