#267 ページ17
〜CY〜
夕飯を済ませて皿洗いをしていると、寝室からAが帰ってきた。
『ありがと。チャニョル、使えるからいいわ〜。』
CY『使える、って、おい。言い方。笑』
わざとだよ、とでも言うような悪戯な笑顔。
昔から変わらないこの笑顔に、何度キュンとさせられたことか。
『チャニョル〜。』
CY『何？』
皿洗いが終わりキッチンを出ると、ソファーに座るAが、隣に座れ、とソファーをポンポンと叩いていた。
大人しく隣に座ると、見ていた録画したドラマを止めて何か取り出した。
『手、出して。』
CY『ほい。』
手を出すと、ギュッと握られた。
え、え？
何すんのっ？！
も、もしかして…、大人の階段、上っちゃう系？！？！///
あ、チャニョルのリトルチャニョルがっ！！！！！！///汗
伏し目がちなAが、俺の喉を鳴らせる。
『…どう？気持ちいい？』
CY『…へ？』
『…何、マヌケな顔してんのよ。洗い物してくれたから、手荒れないように、お気に入りのハンドクリームぬってあげて。ハンドマッサージしてあげてるのに。』
CY『あ、ああっ、なるほどね。うん、気持ちいい！ありがと！！苦笑』
『そ。』
だよね、うん、わかってたよ。
や、俺も健全なる男子なわけですから、色々考えるけどさ。
『チャニョル、手デカすぎっ！！ハンドクリーム、めっちゃ使っちゃったじゃんっ！！』
CY『俺は普通だって。今度、ハンドクリーム買ってやるから許せ〜。頑張ったチャニョル君を今は癒してくださーい。笑』
『言ったね？男ににごんはないもんね？よし、ブランドのにしよーっと。』
CY『ブ、ブランド？それって、高いの？汗』
『冗談だって。チャニョルの、好きな匂いがいい。笑』
この生活が、十分幸せだからさ。
大人の階段を上るのは、まだまだ先でいいやって思うんだ。
目の前の大切な人が、笑ってくれるなら、ね？
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little wolf(プロフ) - みのさん» コメントありがとうございます！嬉しいお言葉で泣きそうです（泣）少しずつ明確になる関係性に注目してご覧くださいませ！これからも優しく見守ってくださると嬉しいです^ ^ (2016年3月8日 11時) (
レス) id: 5e8ff91760 (このIDを非表示/違反報告)
little wolf(プロフ) - 忍さん» コメントありがとうございます！忍さんだ！！（笑）チャニョル泣いてるとか、抱きしめたいです（笑）少しずつ明確になる関係性にも注目してくださいませ！これからも優しく見守ってくださると嬉しいです^ ^ (2016年3月8日 11時) (レス) id: 5e8ff91760 (このIDを非表示/違反報告)
little wolf(プロフ) - セナさん» コメントありがとうございます！チャニョル君、泣いてしまいました…（泣）なぜ泣いてるのか、この後少しずつ明確になると思うので注目です！これからも優しく見守ってくださると嬉しいです^ ^ (2016年3月8日 11時) (レス) id: 5e8ff91760 (このIDを非表示/違反報告)
little wolf(プロフ) - にこにょるは後遺症やばいさん» コメントありがとうございます！チャニョルの心はいまだ不明ですね…。少しずつ明確になる関係性にも注目してご覧くださいませ！これからも優しく見守ってくださると嬉しいです^ ^ (2016年3月8日 11時) (レス) id: 5e8ff91760 (このIDを非表示/違反報告)
little wolf(プロフ) - とぷたんさん» コメントありがとうございます！複雑なにいようになってきましたね（笑）そして、少しずつ明確になってきた関係性に注目です！これからも優しく見守ってくださると嬉しいです^ ^ (2016年3月8日 11時) (レス) id: 5e8ff91760 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：little wolf
| 作成日時：2016年1月23日 2時
