#89 ページ39
〜YOU〜
『…んん。』
目が覚めた時には、辺りはオレンジ色になっていた。
夕方か…。
あのまま、寝ちゃったんだな…。
『帰るか…。』
体を起こした時、目に入った。
…ん？
…え？
『なんで、ビョンがいるの？』
椅子に座り、ベッドに伏せるようにして眠るビョン。
『ビョン。ビョン。』
ユサユサと体を揺すっても起きない。
『起きてよ、ビョン！』
とにかく揺すりまくった。←
BK『ふぁーあ…。A…？起きた？』
大きく伸びて私に聞いてくる。
『なんでここにいるの？』
BK『…何となく。』
無愛想に答えるビョン。
BK『…ていうのは嘘。』
『嘘かよ。』←
嘘つきは泥棒の始まりって幼稚園で習わなかったのかな？←
ん？
BK『…少しお前が気になった。』
『え？』
BK『膝。』
膝を指さすビョン。
BK『ケガ、したんだろ？』
そう言いながら、ベッドに座った。
『そうだけど…。』
BK『血ダラダラって聞いた。』
『うん。』
なんで、どいつもこいつも同じクラスじゃないのに私がケガしたのを知ってんだ。←
ジョンイナとか、ジョンイナとか、ジョンイナとか。←
ビョンにジッと見つめられる。
『何？』
可愛くない返しだって思う。
けど、ビョンに対してはいつもこんな返し方。
強いあたりをしてしまうのはなぜだろう。
素直になれない自分が嫌いだ…。
BK『…お…。』
『"お"？』
ムーッと口を歪ませて、俯いた。
BK『…間違えた。』
『あっ、そう。』
ポリポリと頭をかくビョン。
『え…？』
いきなり手を繋がれた。
BK『一人じゃ帰れないだろうと思って…。』
なんだろうこの空気。
BK『一緒に帰るよ。』
そう言うビョンの髪の毛は夕日に照らされて、綺麗に輝いていた。
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wakana - ルハンの悪戯っさがよかった。 (2015年2月17日 21時) (
レス) id: 64214f05d5 (このIDを非表示/違反報告)
little wolf(プロフ) - ソヒョンさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけて嬉しいです(泣)ルハンさん、かっこよくかけてますか？(笑)更新頑張ります！ (2014年11月22日 10時) (レス) id: c0923e39fa (このIDを非表示/違反報告)
ソヒョン(プロフ) - 更新いつも楽しみに待ってます！これからも頑張ってください！ルハンかっこよすぎ (2014年11月21日 16時) (レス) id: 135ce1d3d7 (このIDを非表示/違反報告)
little wolf(プロフ) - でぃぃおさん» コメントありがとうございます！毎日更新、目標に頑張っております(笑)キュンキュンしますか？(笑)嬉しいです！^^これからも更新頑張ります！ (2014年11月12日 21時) (レス) id: 06b4e04f7f (このIDを非表示/違反報告)
でぃぃお - 毎日更新ありがとうございます！きゅんきゅんのし過ぎで死にそうですw (2014年11月10日 23時) (レス) id: 282c5a7061 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：little wolf
| 作成日時：2014年11月3日 19時
