１１話 ページ12
一方通行side
一「……(ﾊﾟﾁｯ……ﾊｧ…朝かァ…」
一方通行は珍しく朝に目を覚ました。
一「………（人1)？」
一緒に寝ていたはずの（人1)の姿がない。
トイレにでも行っているのだろうと考えた一方通行は洗面所に足を運んだ。
お風呂場から響くのはシャワーの音…
一「(…風呂に入ってたのかァ)…オイ、そろそろ飯にするからはやく上がって来いよォ？」
ｶﾗﾝｺﾛﾝｯ!…ﾄﾞｻｧｯ!
なにかが落ちる音と共に聞こえたのはなにかが倒れる音…
一「…？…（人1)？オイ、大丈夫かァ？(ﾄﾝﾄﾝ」
喋らない（人1)でもシャワーを止めて、お風呂場と洗面所に繋がるドアを二回叩くはずなのだが、シャワーの音だけが響いている。
一「（人1)！オイ！！(ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ」
応答はない…
一「！？……オイ、開けるぞ！！(ｶﾞﾁｬｯ」
違和感を感じた一方通行はお風呂場のドアを開けると、シャワーを出しっぱなしにしながらお風呂に寄り掛かっている（人1)の姿があった。
一「（人1)！！もう大丈夫だからなァ！！」
シャワーを止めてバスタオルを取り出し、（人1)の体を包み、お姫様抱っこをして救出した。
（人1)の顔は赤くなり少し荒い息遣いをし、クリーム色の髪の毛からはいい匂いをただ寄せていた。これだけでも一方通行にとっては理性をぶち壊すほどの威力だが、それどころではないため、我慢した。
一方通行は洗濯機に（人1)を寄り掛からせ、（人1)のパジャマを取りに行った。
一「ったく…（人1)…恨むなよォ？」
出来るだけ（人1)の体を見ないように工夫をしながら（人1)のパジャマを着せた。
（人1)をベッドに移動させ、軽く布団を掛けた。
（人1)「…………(ﾊﾟﾁｯ…………」
一「起きたかァ？体調はどォだァ？」
ゆっくりと目を開けた（人1)に一方通行は話し掛けた。
一「ったく………急に倒れやがってェ…俺がいなかったらどォすンだよォ」
一方通行はベッドに腰掛け、（人1)の頭をグーで軽くｺﾂﾝｯと叩いた。
叩くと言っても（人1)を気遣って触れる程度ほどの力だ。
（人1)「(；´∀｀)(ｴﾍﾍ」
一「ﾊｧ…ったく……でもまァ…無事でよかったわァ」
（人1)の頭を優しく撫でると、（人1)は眠たくなったのか目が段々閉じ始めていた。
一「…寝て良いぞォ…ずっといてやる」
一方通行は（人1)の手を握り、（人1)が寝落ちるまでずっと（人1)を見守った。
一「…ﾁｯ……もォ時間かよォ……」
（人1)の手を握ったまま時計を見ると、『実験』の時間になりそうだった。
一「…………悪ィ…（人1)…」
もう一度（人1)の手を強く握り、実験に向かった。
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ワンパンマン大好き - キスシーンの自分の心の第一声 ワオびっくり! (2019年7月14日 2時) (
レス) id: bda1ec34af (このIDを非表示/違反報告)
一匹狼 - 由布さん» 返信遅くなって申し訳ございませんｯ!! 結構アツアツです笑 (2018年12月26日 20時) (レス) id: c6f14945fc (このIDを非表示/違反報告)
由布 - あーらまーお熱いことで♪ (2018年9月11日 21時) (レス) id: 81b2e2d443 (このIDを非表示/違反報告)
一匹狼 - ぽんず*さん» 遅くなって申し訳ございませんｯ!!m(_ _)m 年齢は未定ですが、一方通行よりも1･2歳年下ぐらいですｯ!! (2018年8月21日 21時) (レス) id: c6f14945fc (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず* - 作品いつも楽しみにしてます(*^^*)ところで夢主の年齢はいくつなのでしょうか？ (2017年10月21日 20時) (レス) id: 93dc01f69b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四つ葉のクローバー | 作成日時：2017年5月20日 4時
