幼馴染として ページ33
こぼれた涙を廻の優しい指が拭ってくれる
蜂「ましてや見ず知らずの男のとこでお風呂入ったなんて言われたら、心配もする。」
『うん』
蜂「俺の目の届くところにいないとなにかあっても助けてあげられないよ」
『うん』
蜂「Aになにかあったら、俺、Aの母さんに顔向けできないからさ」
『うん』
廻、、、心配してくれてたんだ
さっきのも身を持って教えてくれたのかな
『ごめん、廻』
目の前の廻は今、正真正銘いつもの廻だ
蜂「わかったならよし♪まだまだ先も長いんだからさ、頼むぞ〜♪」
といい、私のおでこにデコピンしてくる
『痛いっ！もうっ、もうちょっと手加減してよっ』
蜂「これのおかえし♪」
と言って、自分の湿布を貼られた頬を指差して笑う
むぅ⸺と何も言い返せずにいれば、突然自分のスウェットを脱ぎだした
『ちょ、ちょ、何やってるの！////こんなとこで脱がないで！』
蜂「何恥ずかしがってるの？いつものことじゃん。部室でも散々見てきたくせに」
ん⸺と、その服を差し出す
『？？』
蜂「こっち着なよ。Aにそのサイズは流石にでかすぎるよっ。あと…俺がそうしてほしいの」
と言い、微笑む
受け取ったスウェットを見て、頷く
服を脱ごうと手をかけるが脱ぎかけてあることに気づく
『あの、、さ、、ちょっと後ろ向いてて？///さすがにそれは恥ずかしい、、』
蜂「にゃはっ♪そーいうこと。Aは照れやだねぇ♪」
そういえば、手を頭の後ろで組んで、楽しそうに後ろを向く
その間に着替えて、下は部屋に置かれていた黒いレギンスを履く
あの人から借りた服は、夜にでも返しに行こう。と、隅の方にたたんでおいた⸺
『もういいよ！』
蜂「わぁお♪いいね、似合う似合う♪」
と、向き直れば私の格好を見て満足そうに笑う
『廻は着るものあるの？』
「2着もらってるから平気だよ♪⸺さ、じゃ、そろそろ行こっか！」
そうして、私達は部屋をでて、チームZのみんなのところへ向かった
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あれん(プロフ) - あ〜ちゃんさん» ご指摘、ありがとうございました。訂正させていただきました🙏 (7月8日 18時) (
レス) id: dbc60e9e1a (このIDを非表示/違反報告)
あ〜ちゃん(プロフ) - 絵心さんの自己紹介の所のことなんですけど､絵心甚八の八が抜けてますよ〜 (7月8日 15時) (レス) @page19 id: 10cf3f469f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あれん | 作成日時：2023年5月25日 0時
